こんにちは!
ゴローです。
日本は超高齢社会に向かって突き進んでいます。
年金がきちんと支給されるかどうかも怪しいと思っている若い人は多いと思います。
「将来の不安」
これは本当にマズイ現実だと思います。
見えない恐怖に怯える日々・・・
とある記事によると、スルガ銀行のシェアハウス不正融資問題の原因は
「将来への不安」
からの不動産投資だったそうです。
「利回り8%から9%を30年間保証してくれる」
なんて、普通に考えたらそんな話はあり得ないと思うのですが
全国的に主要都市では不動産価格が上昇し続けているのを見て、
不動産投資に走ってしまったのかもしれません。
私は、日本の場合は「不動産投資をあまりオススメはできません」
という見解です。
人口が減少していく社会、賃貸需要が減少していく社会です。
もちろん、日本の実質賃金は減少していますから、自分の持ち家を
持ちたくても持てない方も出てくるかもしれません。
(ちなみにゴローは賃貸です)
そういう意味では賃貸需要自体は今よりも増加するかもしれません。
ですが、賃料はどうなるのでしょうか。
おそらく、住宅供給の方が多い現在、
需要と供給のバランスから、未来の賃料は下落することになると思います。
もちろん、不動産投資で成功されている方はたくさんいらっしゃいます。
「レバレッジをかけて1つの投資対象に全力投資」し、成功する場合です。
不動産投資で成功できるってすごいな、と思います。
しかし、それは諸刃の剣とも言えます。
不動産投資は多額のレバレッジをかけて、1つのタマゴに投資するものであることから
きわめてハイリスクな投資であると、個人的には理解しています。
保有する資金量が莫大であれば、不動産投資も良い投資になりえます。
投資対象金額とバランスする程度のキャッシュを保有している場合です。
この場合は、何か問題が起こってもデフォルトすることは無いでしょう。
証券投資は、マーケットが突如暴落することもあり、
それはそれでリスクがあるのですが
少額でも毎月のように、あるいは投資時期を決めてさまざまな対象に投資できるので、
時期と投資先の分散ができて、リスクを低減できるのです。
また、マーケットが巨大(大型株の場合)ですから、流動性もあり、すぐに現金化できます。
人生100年時代と言われる昨今ですが、
例えば毎月でなくとも、一定の間隔で投資しつづけていくこと、
投資対象はウォーレン・バフェットが奥様に勧めた
<S&P500>に愚直に(地味に)、投資し続けていくことだ、と思います。
ゴローは高配当株に投資し、再投資していくスタイルですが、
どちらの戦略でも数%
(何十年もの期間で見れば大きな差ですが)
しか変わらないと思います。
地味でいいので、将来のために(今を楽しみつつ)
投資もしてみてはいかがでしょうか。