こんにちは!
ゴローです。
最近、「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」という言葉を新聞やテレビで見かけるようになりました。
SDGsとは、国際社会共通の目標として2015年9月の国連サミットで定められた「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
SDGsへの取り組みは、企業や経済の持続的成長はもちろん、市民各人の安定的な資産形成にも寄与します。
たとえば、SDGsへの取り組みが積極的な企業群をインデックス化して、ファンドをつくる、などです。
日本政府の取り組みとしては、ユニークなもので「外務省がピコ太郎とコラボ」してYouTubeに動画を流しているということでしょうか。
PPAPとかけて、「Public Private Action for Partnership」だそうです。
→国連ハイレベル政治フォーラムの日本政府動画(PPAP)
→ピコ太郎×外務省~PPAP~
深刻な問題なだけに、ちょっとふざけている感もなくはないですが、政府としてもなんとかして「一般受け」を狙ったのでしょう。
●GPIFがESG投資インデックスを開発
SDGsを実現するため、ESGインデックスをGPIFが開発しました。
2017年7月、ESG指数の選定とESG指数に連動した投資・運用に着手したのです。
GPIF HPより
GPIFのHPでは、SDGsとESG投資は表裏の関係にあり、企業が行うSDGsの取り組みによって企業価値が持続的に向上すれば、GPIFにとっては長期的な投資リターンの拡大が見込まれる、と記載されています。
したがって、GPIFはESG投資を行っている、ということです。
GPIFは、扱う資金量が莫大であるため、個人投資家のように「今日買って、明日売る」などということはやりにくいでしょう。
そのため、GPIFのような巨大なファンドが求めるのは、「投資先の長期的・持続的な企業価値の向上」なのです。
企業価値が持続的に向上すれば、必然的に投資リターンも向上していくからです。
そのためにも、まず大事なのはESG投資先であるか否かの選定作業が必要です。
そこから、長期保有でリターンを最大化するのです。
長期投資家には、ぴったりの投資方法だと思うのですが、いかがでしょうか。
ゴローも、「ESGの見方・考え方を投資の際に考慮に入れるようにしなければ」、と思いを強くした次第です。
Take the risk or Lose the chance.