Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

投資海賊ゴローのまだ見ぬ財宝SDGsを探す航海のHISTORY

【ポートフォリオ】2018年のゴローのパフォーマンスは過去最悪の▲20.8%

 こんにちは!

たばこ株に「フォーカス投資」しているゴローです。

 

さて、2018年最後のマーケットは、小幅に下げて終了しましたね。

ダウが23062.40で取引を終え、NASDAQは小幅に上昇して6584.52で終了しました。

毎日のように続いた暴落は、一旦ストップしたようです。

ここから来年、さらに下げるか、少しずつ回復していくかは経済見通しによると思います。

やはり、証券会社は株式取引を頻繁に行ってもらえないと手数料収入が減るので、強気見通しを維持しているところが多いように思います。

逆に銀行は、保守的なので、保守的な見方に立場を変更したところもあります。

 

●NYダウ 1年チャート

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NYダウ 1年チャート

 

●NASDAQ 1年チャート

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NASDAQ 1年チャート

NYダウの2018年1月2日の始値が24809.35で、12月28日の終値が23062.40ですから、ダウは年初来で▲7.04%。

NASDAQの2018年1月2日の始値が6937.654で、12月28の終値が6584.52ですから、NASDAQは年初来で▲5.09%。

ゴローは評価損だけでいえば、▲20.8%。

指標にボロ負けしています。

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ゴローの2018年の株式評価損益

 

これは、米国FDAのメンソールタバコ規制の発表前に、タバコ株式に1000万円投資していたこと、その後の「暗黒のクリスマス」でさらに他の銘柄も暴落したことが原因として挙げられます。

ゴローは、複数の証券口座を持っているので、35ドルで買ったブリティッシュアメリカンタバコを損切しました。(▲30万円)

この資金は、他銘柄に移し替える予定です。

候補はいくつかありますが、もっと分析し、相場が安定してからでもよいかな、と思っています。

正直、ハイイールド狙いで400万円も溶かしたら、割に合わなさすぎて精神衛生上、良くありません。

 

通常のビジネスでは、状況を把握し、先読みして早め早めに動くことで成功することができますが、こと相場に関して言えば、どうやら「早く動いたからといって、成功するとは限らない」ということを今回の暴落で理解しました。

時間分散にならないからです。

暴落前に多額の資金を投資していると、もはやあとは配当再投資で乗り切るほか、手立てが無くなってしまうからです。

キャッシュポジションも必要だ、ということです。

 

 

2018年はズタボロの運用成績でしたが、(今そう言っても遅いですが)たくさんのことを学んだ年になったと思っています。

ゴローは、投資方針を「フォーカス」ではなく、少なくとも10銘柄以上に分散投資することにしました。

また、インデックスも多少、入れてもよいと思うようになりました。

インデックスは、年初来でダウで▲7%ですから、ゴローの3分の1のダメージで済んでいるということからも、インデックスの方が安全である、という結論です。

 

●ゴローのポートフォリオ

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ゴローのポートフォリオ(2018年末)

 

ゴローの主力銘柄が軒並み暴落しています。

AT&T ▲24%

フィリップモリスインターナショナル ▲26%

ブリティッシュアメリカンタバコ ▲39%

アルトリア・グループ ▲14%

ウエストパックバンキング ▲31%

 

これは、トータルでみても▲20.8%で済んでいるのが奇跡的です。

「主力にするぞ!」と思って投資した銘柄たちがこの惨敗では、トータルの評価損が膨らんでも当然の結果、ということになります。

 

ウォーレン・バフェットの投資手法として、「フォーカス投資」が挙げられます。

特定の自分が理解できる範囲の銘柄に集中投資する手法です。

ゴローは、少し勘違いしていたところがあります。

バフェットは、政府の「規制リスク」に影響される銘柄を避けている、という点です。

 

タバコ銘柄は、政府の規制の監視下にあるとはいえ、これ以上の規制はなされないだろう、とゴローは想定していました。

この結果、政府の11月に米国FDAのメンソールタバコ規制案が発表されると、ゴローと同じように「そんな規制は想定していない」投資家たちが、タバコ株式を投げ売りしたのです。

 その暴落の直撃を食らったのでした。

 

バフェットが避けていたのは、今なら理解できます。

政府の監視下にある銘柄は、いかに利益率が高く、ワイドモートで、将来性に優れていて、財務内容も健全であっても、「突然の政府の規制案」の発表によって、それを織り込んでいない株価は暴落のリスクが極めて高いのです。

 

まず、ゴローがすべきことは、資産価値を減じないための銘柄への変更が必要です。

公益株は、債券のように安定的なプライスを維持してくれますから、そういったハイイールドな株式をポートフォリオに組み入れる必要がある、ということです。

 

また、債券そのものやREITを購入することも、検討します。

小額ですが、REITも購入していますが、そのパーセンテージを5%~10%に上げるべきかもしれない、ということです。

ゴローが投資しているIYRは、5%程度しか値動きの幅がないので、極めて安全に配当を支払ってくれるからです。

他のREITを探すことも躊躇しません。

 

散々な結果だった2018年ですが、学ぶことも多かった年でもあります。

今回の暴落は、ゴローの投資方針に大きな影響を与えました。

資産価値が減じていくことがこれほどまでに怖いものだとは思っていませんでした。

投資は暴落時にフォーカス投資する、ことや、毎月一定額を積み立てていくことの重要性も真の意味で理解しました。

配当だけで現在の含み損400万円を取り戻そうとすると、4~5年程度はかかります。

ただ、給与から毎年200万円程度は毎年拠出できるはずですから、もう少し、取り戻すのに時間はかからないかもしれません。

 

いずれにしても、 「寝てるだけで放置していてよい」ポートフォリオで安定的に配当収入を得ることを目的にしたいと考えています。

配当再投資で複利の効果を最大化していきます。

 

Take the risk or Lose the chance.


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