Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

投資海賊ゴローのまだ見ぬ財宝SDGsを探す航海のHISTORY

【投資の考え方】相場急変・暴落時の考え方について 「何もしない」ことも選択肢のひとつ

こんにちは!

タバコ株に「フォーカス投資」しているゴローです。

 

アップルが売上見通しを下方修正したことで、アフターマーケットでは142ドル台まで株価が暴落しましたね。

アップルが売上見通しを下方修正するのは異例のことです。

アップルは当初、2018年10-12月期の売り上げ予想を890~930億ドルと予想していましたが、今回の下方修正で840億ドルになりそうだと伝えました。

 

今後株価は戻るのか、さらに下げるのか、気になるところです。

 

ゴローは今のところ、アップルには投資していませんが、ウォーレン・バフェットのポートフォリオでもっとも大きな比率を占めるアップル・・・「投資すべきか否か」も含めて、気になって仕方ありません。

株価が下がっていて、投資したくてウズウズしてしまいます。

バフェットも、「アップルの株価が下がるのは嬉しい」と発言していることですし。

 

しかし、油断は禁物です。

ゴローは2018年にタバコ株で大失敗しています。

ここでアップルに「フォーカス投資」してしまうと、予想に反してさらに株価が下がった時に、取り返す術がありません。

配当利回りが5%超あれば、「ホールドしてても良いかな」と思えますが、アップルの配当利回りは2%を切っています。

ハイイールドを求めるゴローにとっては、ちょっと手を出しにくいところがあります。

 

「何もしない」ことも戦略のひとつ

ゴローは正直、2019年の現時点で思うことは、「投資しなくても良いかな」です。

今年は何もしないのです。

とりあえず、ただ配当を受け取って、荒れ狂う相場に対してアクションを起こさないということです。

マーケットは今のところ、2018年初に比べれば、下げているものの、「絶望的に下げている」わけではなく、マーケットに対する見方も「2019年は不景気なので見通しは絶望的」と言われているわけではありません。

ですので、まだ「底」ではないような気がするのです。

「底」になれば、もっと下げるような気がしています。

ちょっと、ネガティブすぎますかね・・・

 

暴落はいつ起きるか、予期できない

2018年10月以降の暴落で学んだことは、「いかにディフェンシブな銘柄であろうと、マーケット全体が下げれば下がってしまう銘柄の方が多い」ということです。

例外的に下がっていない銘柄、SO:サザン、KMB:キンバリークラーク、KO:コカ・コーラ、PG:プロクター&ギャンブル、UL:ユニリーバなどの企業もありますが、ほとんどの銘柄の株価が下がっているので、「マーケットが下がれば、自分が持っている株の株価も下がってしまう」、と思っておいた方が、精神衛生上は良いと思います。

企業の個別リスクではない、マーケット全体のリスク:システミックリスクというやつですね。

 

ゴローは、「生活必需品を扱う株式はさほど下げないだろう」と思っていたので、「政府の規制リスク」が直撃したタバコ株式や通信株の想定以上の暴落で、「想定の範囲外」のことが起こってしまい、「フォーカス投資」のリスクを改めて理解した次第です。

https://tracker.performancefirst.jp/ad/p/img?_cid=8oUjkUJe1gAPcHd7FLxwmKf3cTJ0nOLhItTqkrtz6awMeiQbNU7X0As8L4Rp62u0

 

 

目標とする資産額は5000万円くらい

ゴローが目指すのは、取得原価で5000万円の高配当のポートフォリオです。

「分散投資を徹底するため、株式だけではなく、債券やREITも分入れた方がいいんだろうな」、とは思っています。

 

金利上昇局面では、ジャンク債ETFや優先株式ETFの株価が下がります。

これは、米国債に投資して得られる金利と、「米国債」という元本保証された安全性とを比較すると、ジャンク債ETFや優先株式ETFのリスク・リワードが合わなくなるためです。

 

米国債利回り(T-BOND)は30年債で利回り=2.950%

ジャンク債ETF(JNK)は現時点で利回り=5.970%

優先株式ETF(PFF)は現時点で利回り=6.410%

 

株価の下がり具合は以下のチャートで見てみましょう。

JNK : SPDR BBバークレイズ ハイイールド債券ETF

f:id:financial_freedom:20190103193347p:plain

 

PFF : iシェアーズ 米国優先株式ETF

f:id:financial_freedom:20190103193519p:plain

 

どちらのETFも、金利上昇局面では売られています。

金利が上がるということは、景気が良いことを表していますが、それは「今」なので、「将来」は、山から谷へ落ちるしかありません。

将来見通しが「不景気」という悲観的なものであれば、企業のデフォルトリスクを表現している株価チャートである、という見方もできると思います。

 

逆に、投資適格の債券ETFは、買われています。

 

BND : バンガード米国トータル債券市場ETF

f:id:financial_freedom:20190103214821p:plain

これは、株式のポジションから優良企業の債券への資金のポジションの移動を表していると考えられます。

つまり、マーケットはリスクオフの地合いだと言えると思います。

 

リーマンショックから10年、いつまで好景気が続くのかはわかりません。

今のように、相場の上下動が激しく、荒れているときは「強気」と「弱気」がせめぎ合っていると思っていいと思います。

2018年末には暴落もあったので、どちらかというと、「絶望はしていないものの、弱気」という表現が合っていると思います。

 

未来のことは予想できないので、毎月一定額を積立投資するか、「何もしない」ことも投資戦略としてはアリなのではないか。と思っているところです。

 

Take the risk or Lose the chance.

 

https://tracker.performancefirst.jp/ad/p/img?_cid=8oUjkUJe1gAPcHd7FLxwmKf3cTJ0nOLhItTqkrtz6awMeiQbNU7X0As8L4Rp62u0

 


外国株式ランキング