Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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円高と株高という矛盾 為替相場と株価は連動している?

こんにちは!

バフェット流「フォーカス投資」を実践しているゴローです。

 

今日の日経平均は+477.01の20,038.97と、2万円台を回復しました。

やはり、下げすぎていた株価が持ち直したことと、先週末・金曜日の米国株式(ダウ)が+746.94と爆上げしたことと無関係ではないと思います。

 

日経平均株価 1年チャート

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日経平均株価 1年チャート

今日のチャートを見てみると、20,000円割れからリバウンドして陽線を形成しているので、下がりすぎた株価が22,000円程度まで戻る可能性があります。

 

ただし、現時点で日経平均先物は20,000円ちょうど、ダウ先物も少し下げています。

 

世界の株式市場は年々相関度を増してきており、世界分散投資をしたとしても、以前ほど効果的ではなくなっているとも聞きます。

どこかの市場が下げれば、他の世界の株価指数も下げ、逆どこかがあがれば、同じように他の世界の株価指数も上げる、という状況になりつつある、ということです。

 

為替相場と日経平均

それから、為替相場。

 

為替相場と株式市場の相関関係はかなり法則性が高いと思います。

 

●為替相場 ドル円 10年チャート

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ドル円 10年チャート

●日経平均 10年チャート

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日経平均株価 10年チャート

為替相場が円安に振れると、株価指数も上昇していることがわかります。

これは、円安に振れると日本企業の場合、輸出企業や国外に拠点を置く企業が多いため、日本円ベースで決算を組むと、企業業績が円安効果で上積みされる影響だと考えられます。

 

ダウはどうなっているでしょうか。

 

ダウ平均 10年チャート

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ダウ 10年チャート

ダウは為替相場とは無縁です。

10年間、ほとんど調整もなく上昇し続けてきました。

ここにきてようやく、調整らしい調整が入り、ガス抜きがなされているものと思います。

 

長期保有(5年以上)している投資家も、「2019年は弱気相場とも言われているし、そろそろ利益確定しておこう」と思っても不思議ではありません。

 

米国株に下降局面はあるのか

リーマンショック以降、右肩上がりで上昇し続けてきた米国市場も、一旦休憩に入るかもしれません。

とある証券会社のレポートによると、「2019年の米国株式のリターンは他の世界のリターンを下回る」と予想されています。

 

ただし、弱気相場入りするにしても、それは買いのチャンスです。

弱気相場で買いを入れるのは正直、怖いものがあると思います。

どれに投資すればよいかもよくわかりません。

 

そこで、ゴローとしては現在暴落しているVOOやVTIなどのインデックスに投資することもアリなのではないか、と思っています。

 

アップルやアマゾン、アルファベット(グーグル)などが暴落しているため、インデックスも同じく暴落しているからです。

これらの株式は組み入れ比率も高いので、「分散投資」されているとはいえ、それだけ暴落しやすいのです。

 

個別株で行くなら、きちんとキャッシュフローが出ている株式を買うべきです。

 

暴落局面で大きく買いを入れる必要は無いかもしれませんが、今買いを入れた株式が数年後に大きな果実をもたらしてくれるかもしれないのです。

暴落局面は、そういう意味でいえばやはり「買い」の局面だと思います。

 

MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法

 2013年にこの本に出会えた方は、とても幸運だったと思います。

その後、5年も続く上昇相場を謳歌できたわけですから。

 

 ただひとつ言えるのは、「投資を始めるのには、若ければ若いほど良い」ということです。

ゴローのように、配当を狙った投資家である場合、たとえば1000万円の評価損を出しても、年間配当が100万円あれば、10年で回収でき、なおかつ株数も増えているのです。

それが30歳からスタートするのと、50歳からスタートするのでは、取れるリスクも異なってきます。

「投資を始めるのには、若ければ若いほど良い」という言葉は、ゴローのように「配当再投資」戦略で投資している方に、最もよく当てはまると思います。

 

下げ相場にも負けず、配当を再投資して資産を最大化させていきたいと思っています。

 

Take the risk or Lose the chance.

 


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