Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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【経済分析】カルロス・ゴーンの退職金問題で揺れる日産。しかしリーフは性能を上げ、EV普及が加速する! 

こんにちは!

バフェット流「フォーカス投資」を実践するゴローです。

 

カルロス・ゴーン被告の退任について、フランスのルノーは、最大で3000万ユーロの支払いを行う必要があると報道されました。

日本の日産自動車においても、ゴーン被告はCOOに就任以来約20年間、やりたい放題だったようです。

中でも、日産という会社の資金を私的に流用していたという事実もあります。

4万人のリストラを発表したにも関わらず、自らの役員報酬は下げない。

もはや経営者の風上にもおけない卑劣な人間だということが報道を通じて世の中に知れ渡りつつあります。

 

日産自動車 20年チャート

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日産自動車 20年チャート

日産自動車の株価推移です。

リーマンショック時に暴落していますが、20年前と比べると株価自体は上昇しています。

 

正直なところ、日産自動車が嫌いだというよりは、ゴーン被告に対する怒りが収まらないのが現状です。

 

しかし、

日産自動車にも前向きなニュースはあります。

それがEV(電気自動車)、リーフの航続距離の改善です。

 

電気自動車 ついに航続距離でガソリン車に追いつく

日産のリーフは、JC08モードで570km、WLTCモードで458kmの航続距離を叩き出しました。

JC08モードというのは、自動車業界あるあるですが、いわゆる「カタログ値」なので、あまりアテになりません。

WLTCモードというのが現実に近く、人も乗って、荷物も乗っけて、という条件での走行になります。

ですので、このWLTCモードでの458kmが、現実に近い航続距離となります。

 

アメリカのキャデラック(ガソリン車)でいうと航続距離が389kmですから、一部のガソリン車の航続距離を追い越したことになります。

といってもキャデラックは知っての通り、「世界一燃費の悪いクルマ」ですが・・・

 

EVは日産だけではありません。

中国のBYTONが航続距離400kmのEVを開発してきました。

プライスは4.5万ドルですから、だいたい500万円くらいでしょうか。

これでは、テスラの未来が危ぶまれますね。

モデルSは900万円~ですから。

BYTONのプライスの2倍します。

 

テスラ モデルS

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テスラ モデルS

BYTON

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BYTON

 

欧州 特にドイツでは厳しい環境規制がスタート

ヨーロッパ、特にドイツでは2019年から環境に対し、極めて厳しい規制が施行されます。

それが、「ディーゼル車の都市への乗り入れ禁止」です。

 

2010年頃までに販売されたディーゼル車は、「すべての車種で」都市への乗り入れが禁止されます。

そう、パトカーや救急車、消防車であっても、です。

厳しい規制ですね。

日本では考えられません。

 

2019年1月~ ドイツ シュツットガルト

2019年2月~ ドイツ フランクフルト

2019年4月~ ドイツ ベルリン ケルン ボン

 

ドイツ以外からの乗り入れ、たとえばフランスから出張でドイツのシュツットガルトに車で乗り入れようとした場合、それが2010年以前に販売されたディーゼル車であったなら、ビジネスができなくなってしまいます。

ヨーロッパ、どうなってしまうんでしょうか。

これはものすごく影響のあることだと思います。

 

欧州自動車メーカーもEVを市場投入し始めた

ジャガー、アウディ、メルセデスベンツ、それぞれが(プライスは900万円前後と高いものの)EVを市場投入し始めています。

環境規制の厳しい欧州だからと言っても過言ではありません。

 

ジャガー I PACE 2018年3月に欧州で発売済み 約959万円 航続距離470km

アウディ e-tron 2019年発売予定 約840万円 航続距離400km

メルセデスベンツ EQ Power 2019年上半期~生産 約917万円 航続距離450km

 

正直言って、「EVって、やっぱり高い!」です。

EVはまだ出始めなので、もっと価格が安くなるのはもう何年か先になりそうです。

 

一般的に、大量生産すれば一部品の生産コストは下がりますから、そうなってくるとEVの価格自体は安くなっていると思いますし、その時は航続距離ももっと伸びていると思います。

 

日本メーカーも、ホンダが2019年に欧州でEVを投入予定ですし、トヨタも2020年に中国でEVを投入する予定です。

 

投資資金の集中するところに経済成長あり。

ゴローは、「投資資金の集中するところに経済成長あり」と考えています。

したがって、EV投資が加速している現在、そして将来は、EV産業に関わる企業業績が伸びていくものと考えています。

EV産業が伸びていくということは、国連が開発目標として設定した「SDGs:SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALs」のうち、「CLIMATE ACTION:気候変動に具体的な対策を」について、改善がなされることを意味します。

CO2を排出しないエコカーが普及し、気候変動を改善する見込みがあるのではないか、ということです。

 

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CLIMATE ACTION 気候変動に具体的な対策を

 

経済活動を通じて、未来の世界をよくすることができるためには、その方向に投資資金が集中することが必要です。

そのためには、世界の環境問題に対する規制(たとえばCO2排出規制)が施行され、これまで外部不経済だった「地球温暖化」というコストを、経済活動の中に組み込むことが必要だと思います。

政府の規制は、こういうときには役に立ちます。

ヨーロッパは、パリ協定の地でもあります。

環境問題に対する意識レベルは、やはり高いと言えます。

ディーゼル車が規制されれば、EVに頼るしかありませんよね。

そうなると、企業はEVを開発するよう、設備投資を実行するのです。

 

ゴローの「まだ見ぬ財宝」も、こうした経済活動を通じて、いつかは現実のものとなるかもしれません。

 

Take the risk or Lose the chance.

 

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