こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践するゴローです。
さて、今日は「クラフトハインツ」に投資している方必見!!
KHC:クラフトハインツを損切すべきかどうかについて、書いてみたいと思います。
結論から言います。
「ソッコーで損切せよ!!」
クラフトハインツとは
クラフト・ハインツは米国の大手加工食品メーカー。
主に米国とカナダで製造し世界各地で販売に従事し、チーズ各種やチーズ加工品、ケチャップ、調味料、缶詰・冷凍食品、飲料、コーヒー、その他加工食料品を扱っています。
主要商標名は「クラフト」、「ハインツ」、「カプリ・サン」、「クールエイド」、「オスカー・マイヤー」など。
本社はペンシルベニア州ピッツバーグ。
クラフトハインツの企業業績 概要
クラフトハインツの売上総利益率
売上総利益率が36.9%もあれば、通常であれば問題ない決算が迎えられるはずですが、今回(第4四半期(10-12月)決算)、売上原価を2500万ドルも増額修正しました。
今回、のれんの償却を計上したブランドはチーズ製品ブランドの「クラフト」と、加工肉製品ブランドの「オスカー・マイヤー」で、合計154億ドルの償却費用(減損損失)を計上しました。
ひとまず、主要な指標である、「売上高」「1株利益」「キャッシュフロー」をそれぞれ見ていきましょう。
クラフトハインツの売上高と純利益の推移
クラフトハインツの発行済み株式数と1株利益の推移
クラフトハインツのキャッシュフローの推移
ここで「あれ?」と思うべきでした。
1株利益はトランプ大統領の税制改革で激増しているのに、それと反比例するように営業キャッシュフローが激減しています。
フリーキャッシュフローに至ってはマイナスです。
これは、生活必需品企業としてはあまり良くない状態です。
クラフトハインツの営業キャッシュフローマージン
2017年に激減しています。
この指標がわかっていた段階で、投資を控えるべきことがわかります。
しかし、ゴローは投資してしまいました。
敬愛するウォーレン・バフェットが大株主だったからです。
完全に、指標を無視して投資してしまったのです。
ゴローが失敗したのは、いわゆる「アイドルにあこがれるように」バフェットに憧れていて、そして投資までしてしまったということに原因があります。
自分のスタイルであるESGスコアが60以上、高配当で営業CFとフリーキャッシュフローがプラス、という判断基準を無視してしまいました。
そして、「クラフトハインツの嵐」が過ぎた後、ウォーレン・バフェット氏は次のように述べました。
Buffett says he ‘overpaid for Kraft’ business, was ‘wrong in a couple of ways’ about the investment
バフェット氏は、彼が「クラフト事業のために過払い」であり、投資について「いくつかの点で間違っていた」と述べた。
ウォーレン・ バフェット氏も間違えることはあります。
それがたまたま、「クラフトハインツだった」というだけのことです。
バフェット氏が過ちだったと認めた以上、もはやこの株式を保有する理由はありません。
GEのようになる前に、損切りすべきだとゴローは思います。
クラフトハインツの現在の株価はこちら
Take the Risk or Lose the Chance.
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