こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。
今日は雨で少し肌寒かったですが、とある有名なアナリストの方とお話しができて、勉強になったので、良い一日だったと思っています。
ゴローのミリオン・ダラー号の航海士として、
「ぜひ共に旅をして頂きたい。」
そう思ったゴローでした。
ゴローにも海図を読める仲間が必要だな・・・
さて、今日は「米国株式は高すぎて手が出せないのか?」について、見ていきましょう。
バフェット指数と株価
米国株式は、2018年末の暴落から、この1月~2月で一気に株価を回復しましたが、果たして、現在の米国株式は高いのか、安いのか、どちらなのでしょうか。
それでは、ウォーレン・バフェットが株価水準を「割高」か「割安」か、判断していると言われている指数をみてみましょう。
その名も「バフェット指数」です。
計算式は、以下
株式時価総額 ÷ 名目GDP × 100(%)
この数値が、100%であれば、(株式時価総額=名目GDP)ということを意味しており、バフェット指数が100%を超えると割高だと言われています。
株式時価総額は、過去の歴史から見てみると、名目GDPと相関関係にあることがわかっています。
つまり、名目GDPが成長し、大きくなればなるほど、株式時価総額は大きくなる、という話です。
それでは、現在の米国株式のバフェット指数を見てみましょう。
米国株式のバフェット指数
139.30
現時点で、すでにバフェット指数が100を超えており、米国株式は割高であることがわかります。
2018年末の暴落でさえ、バフェット指数は120を超えており、さらなる暴落が起こっていてもおかしくなかった、と言えると思います。
それでは、日本株式のバフェット指数はどうなっているのでしょうか。
日本株式のバフェット指数
114.00
日本株式のバフェット指数は、米国株式の139.30とは異なり、まだまだマイルドな114.00でした。
しかし、100%を超えているわけですから、「日本株式もまだまだ割高である」と言うこともできると思います。
2018年末の株式市場の暴落から、米国株式は投資資金を集め、もとの水準に戻ってきていますが、日本株式は下がったままです。
日本株式が「出遅れている」と言われる理由ですね。
米国株式を買うタイミングは?
正直なところ、「今ではない」と考えます。
為替レートもドル円は112円付近をウロウロしています。
ドル円が112円付近だと、「買い時」というよりは「売り時」だと思いますので、
「今から円をドルに交換して、米国株式に投資する」
というアクションは、多くの人にとっては取りづらいものと思います。
今であれば、米国株式というよりは、日本株式に投資した方がいいかもしれません。
時期的にも3月決算の日本株式を買えば、配当取りもできます。
もしくは、配当取りを狙っている投資家が、3月末になってくると株式を買い始めるので、日本の株式は株価が高くなりがちです。
そこを狙って売却益を出すのも良いかもしれません。
正直なところ、米国株式が上昇しているときは、ゴローが見ている限りでは、
「米国株高=円安」
となっているケースが多いので、米国株高+円安のダブルパンチが効いている中で、米国株式を買い始めるのはタイミング的には、あまりよくないなと思っています。
とはいえ、米国主要企業の2018年10-12月期の予想増益率は、
前年同期比でみて、+16.2%と、きわめて強い業績であることも確かです。
業績予想と、株価水準はもちろん、相関関係にありますから、米国株式が高いのは当然といえば当然かなと。
「2019年度も、米国企業の業績はまだまだ伸びる!」
という方はどんどん投資すべきしょうが、やはりゴローとしては、今の株価水準での投資は控えて「もう少し待ってみては」と思います。
いつかはリセッションがきて、株価が暴落するときが来ると思います。
その時こそ、「バフェット流・フォーカス投資」で、
暴落した優良企業の株式を買いまくりましょう!!
もちろん、そのタイミングは、マーケットが落ち着いてから、少しだけ値を戻したかなというところで買うようにしましょう。
さらなる暴落に巻き込まれるかもしれませんから。
暴落したら、恐れず買おう!!
Take the Risk or Lose the Chance.
★大変励みになります。応援よろしくおねがいします!
ゴローを年間配当100万円に導いてくれた本を紹介します!