こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。
いよいよGW10連休が始まりました!!
家族で旅行に行く方、レジャーに時間を使う方、帰省する方・・・
いろんな人がいると思いますが、ゴローのGW初日は、4月の株式投資について振り返ってみたいと思います。
アルトリアグループ 4月15日に売却!
ゴローは、これまで保有してきたアルトリアグループの株式を全量、4月15日に売却しました。
売却差益はとるに足らない額ですが、「売りたい」と思っていたこと、取得原価よりはわずかに3ドル程度、上回っていたため、売却することにしました。
売却することにした理由は、やはり「米国市場におけるタバコ需要の減少」です。
アルトリアグループは、米国内においてのみ、事業展開している企業です。
その米国でのタバコ需要が減少し続けている中、アルトリアグループを保有し続けることは得策ではないと判断しました。
売却単価は56.04ドルでした。
アルトリアグループ 6か月チャート
売却した後に、多少下落しています。
良いタイミングで売却することができました。
タバコ株式に未来はあるのか?
2000 | 2015 | ||
アフリカ | 52 | 66 | 増加 |
南米・北米 | 169 | 132 | 減少 |
東地中海 | 56 | 82 | 増加 |
欧州 | 247 | 209 | 減少 |
東南アジア | 239 | 237 | やや減少 |
西太平洋 | 380 | 388 | やや増加 |
TOTAL | 1143 | 1114 |
:WHO HPより
世界的に見て、2000年と2015年で比較して、タバコ消費量は多少、減少しています。
こと米国においては、日本と同じように、タバコ消費量は右肩下がりで減少し続けてきています。
アルトリアグループが、クロノスを買収したり、ジュール・ラブズを買収したりするのもうなずけます。
必死に次のビジネスを模索している状況だと思います。
アルトリアグループ 1-3月期決算は予想に届かず
4月25日の寄り付き前の米株式市場では、たばこ大手アルトリア・グループが4.3%余り急落しました。
朝方発表した1-3月期(第1四半期)決算で利益と売上高が事前予想に届かなかったことで失望売りが出たようです。
これを見るに、ゴローは良いタイミングで売り出しができたことになります。
よかった~!
1-3月期の純利益は11億2000万ドル(前年同期は18億9000万ドル)、1株利益は0.60ドル(同1.00ドル)。特別項目計上前の1株利益は5.3%減の0.90ドルで、アナリスト予想の0.92ドルを下回りました。
アルトリアグループの売上高は前年同期比7.9%減の56億3000万ドル。コンセンサス予想は59億7000万ドルでした。
事業別の売上高は、従来型のたばこが8.8%減少した一方、無煙タイプの製品では2.9%増加しました。
アルトリアグループは2019年通期の特別項目計上前の1株利益の見通しを4.15~4.27ドルに据え置きました。アナリストの市場予想は4.19ドル。
やはり、従来型のタバコの売上高は減少しています。
それも8.8%もの減少・・・
世界ベースで見ればタバコ消費量はさほど変わっていないものの、
ことアメリカにおいては、市場は衰退してきています。
市場が衰退していくのに、何も対抗策を考えない企業はいずれ消えて無くなってしまいます。
タバコ企業は「株式投資の未来」によると、過去、もっとも高いパフォーマンスを上げた株式だということが証明されていますが、特に先進国において、若者の喫煙率の低下から収益予想は縮小していくことが予想されます。
米国のみでタバコ事業を行うアルトリアグループについては、未来に対して楽観視はできないのかもしれません。
時代が変われば生き残る企業も変わってくるぞ!
Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.
★大変励みになります。応援よろしくおねがいします!
ゴローを年間配当100万円に導いてくれた本を紹介します!
こちらの記事もどうぞ!