Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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老後不安の心理を利用した金融セールスに気をつけよう

こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。

 

さて、今日のテーマは不動産投資の方面でも問題となっている、「老後不安の心理をついた」金融セールスについてです。

 

  

老後不安の心理を利用した金融セールスに気をつけよう

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企業の財務部門で働いていると、いろいろな証券マンに訪問され、またセールスを受けます。

その際に、ゴローが見ていて思うのは、

企業の財務部門は収益ノルマを上げなければならないと証券マンが思っている

ということです。

 

それを前提に、さまざまな高金利商品を提案してきます。

 

仕組債(クレジットリンク債、為替連動債、株価連動債、クレジットデフォルトスワップ組み込み商品など)が多いです。

 

仕組債は、社債発行者の倒産リスクだけでなく、その他のリスク、

たとえば「株価連動債」であれば一定の株価以下に株価が下落した際、投資元本を棄損する商品のことです。

 

そのようなリスクを引き受ける代わりに、高金利を受け取ることができる、というものです。

 

こうした高金利商品を勧めてくる背景には、「企業の財務部門は財務収益を上げなければならない」と証券マンが勝手に思っていることがあると思います。

 

同時に、こうした仕組債は、多くの場合、発行体が自社になっていて、証券会社としても儲かる商品であるということが言えます。

 

どちらかと言えば、自社が儲かりたいので販売しているという見方もできます。

 

こうした商品を売り込む文句としては、

「企業の財務部門が収益を上げなければならない」という不安心理、「財務収益目標を達成しなければならない」という心理に食い込んでくるようなセールストークが繰り広げられます。

 

もちろん、そんな証券会社ばかりではないですが、

自らのノルマ達成のために、「なんとかしてお金を引き出そう」、「投資させよう」としているのが見え見えで、対応していて良い気持ちはしないです。

 

ゴローは安定運用をベースに考えているので、基本的に仕組債に手を出すことはありません。

 

前置きが長くなりましたが、これと同じように、「老後不安」につけこんでくるようなセールストークによって、退職金などをハイリスク商品につぎ込んだ結果、大幅に価値が棄損するケースも多発しているということです。

 

FPとしてできること

ゴローは企業の財務部門で働いているため、いずれはファイナンシャルプランナーとしても活動していきたいと考えています。

 

企業の財務部門で働くということは、資産運用ばかりではなく、「どの金融機関が信頼するに値するか」などの定性情報も得ることができます。

 

老後も、そして自分の子供たちにもつないでいくのが個人の資産運用です。

 

そのためには、投資家にとってリスクの高い、自社だけが儲かるようなおかしな商品ばかり提案してくる金融機関は避けた方が良いでしょう。

 

そういう金融機関は、お金のあるところからあるだけ奪っていきたいと考えているからです。

 

資産運用は「安定運用」が最大のポイントです。

 

高リターンを得ることが資産運用の目的ではありません。

 

年金資産の運用では、アクティブ系の運用で年率4~5%、

パッシブ型の運用で年率1.5%程度を目標としています。

 

これがスタンダードです。

 

これ以上のリターンを約束するかのような金融商品には手を出してはいけません。

 

退職金をハイリターン商品に投資するのはダメだぞ!

 

 

Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.

 

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