Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

投資海賊ゴローのまだ見ぬ財宝SDGsを探す航海のHISTORY

やはりサラリーマンは会社の方針、そして人事に翻弄されるしかないのか?

こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。

 

暑い日が続き、体力が奪われる感覚もありますが、こんな時こそきちんと食事をとり、十分な睡眠をとり、日々の仕事を充実させていきたいものです。

 

さて、今日はAI導入で大リストラを行ったあの企業のニュースから考えたことを書いていきたいと思います。

 

 

 

やはりサラリーマンは会社の方針、そして人事に翻弄されるしかないのか?

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損害保険ジャパン日本興亜は2020年度末までに、国内損保事業の従業員数を4000人減らす。17年度に比べて人員を2割弱、削減する。IT(情報技術)の活用で生産性を高めるほか、新卒採用も絞る。介護やセキュリティーなど市場が伸びる事業への配置転換も進め、効率化を急ぐ。

金融業界では低金利による収益減を受けてみずほフィナンシャルグループが1万9000人の削減を公表するなど、メガバンクが相次ぎ人員縮小を打ち出している。大手保険会社では損保ジャパンが初めてとなる。

損保ジャパンは20年度末までに国内損保事業の人員を4000人削減し、全体で約2万3000人まで減らす。21年度に100億円規模の収益改善効果を見込む。

定年退職による自然減に加え、20年4月の採用数は250人前後と19年比で4%減、17年4月に比べ7割減に抑える。希望退職は募集しない。

損保事業では定型業務を自動化するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)の活用を進める。親会社のSOMPOホールディングス(HD)が手がける介護やセキュリティー事業などグループ会社への出向も検討する。

損害保険ジャパン日本興亜は損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が合併して14年に誕生した。大手損保のなかで従業員数が最も多く、効率化が課題となっていた。今後、自動運転の普及などで主力の自動車保険も変化を迫られるため事業の効率化を急ぐ。

 

 2019/6/24  18:00  日本経済新聞電子版

 

ついに、やってきました。

AI導入による人員のリストラ策です。

一説によると、損保ジャパンはこの4000人のリストラについて、「首切りはしないがワタミから買収した介護事業へ配置転換を行い、一人当たりの年収を250万円カットし、PLに計上する効果としては100億円のコストダウンとなる見込み」だそうです。

 

定型業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)について、以前からその影響について予測する記事が書かれてはいましたが、「RPAを導入したら現実にどうなったのか」についての記事は初めて目にしました。

 

ゴローはこの記事を見て、直感的に「ひどいな」と思いました。

もしゴローが損保ジャパンの株主であれば、このニュースは嬉しかったかもしれません。

しかし実際に株主であったとしても、嬉しいという感覚にはならなかった気がします。

このやり方は、少し感情的ですが「ひどい」という気持ちがします。

 

早期退職者を募集し、退職金を上乗せして退職させるやり方もあったはずです。

しかし、損保ジャパンはそうしなかった。

上乗せする退職金をケチった上に、リストラ対象となった従業員はこれまでとはまったく異なる業務をしなければならなくなる。

自主退職してくれれば儲けもんだとでも思っているのでしょうか。

それなら退職金も何割かカットできるでしょう。

 

いずれにしても、時代の流れと資本主義の在り方が悪い形で結びついた結果だとゴローは感じています。

 

 

大企業勤めはエリートと言えるのか? いや、ただの社畜であることに変わりはないと気づかされた。

ゴローはもともと経理なので、業界のニュースで「RPAによる公認会計士不要論」や、同じく「経理不要論」を何度も目にしてきました。

「監査業務は自動化できる」や、「経理業務は自動化できる」などといった論調の記事がたくさん書かれてきました。

 

しかし、現実に経理をしていた身からすれば、「簡単な経理業務ならAIに代替できるかもしれないが、ゴローのやっている業務についてはAIに代替されるはずがない」と考えていたことも事実です。

それぞれは単純な業務とは言え、各システムを連携し使っているため、それぞれのシステムの使い方や連携について、複雑な処理を必要とするからです。

しかしながら、ゴローのこの考え方も、今回の損保ジャパンのニュースで覆されてしまいました。

 

どうやら、RPAは、そのような社内特有の業務の在り方そのものにメスを入れるものらしい、ということがわかったからです。

 

そうなるならば、経理業務などはもはやRPAの独壇場です。

複式簿記の世界は完全論理の世界です。

AIの大得意分野と言えます。

パズルのピースを組み合わせれば解答がはじき出せるタイプの業務である経理業務と、RPAは極めて親和性が高いと考えています。

経理に携わる人口はこれまでも減少し続けてきましたが、今後はRPAによりもっと減少していくに違いありません。

 

「大企業に所属しているから安泰だ」という前時代的な考え方はもう通用しないと思います。

むしろ、資金力に優れる大企業だからこそRPA投資を行うことができ、従業員をリストラでき、損益計算書の数字を良くすることができるのではないか、と考えています。

 

大企業に所属するサラリーマンこそ社畜なのだ。と理解しました。

 

社畜の未来とは。ゴローの本当の夢。

ゴローは今後、経理以外の業務に進出していくしかありません。

ただの社畜であるゴローにできることは、それしかありません。

 

現在は幸運なことに財務業務、主として運用を行っているため、別の観点から物事を見ることもできるようになりました。

人が要らない業務なんて本当は無いのですが、そうしてきたからこそ、今後は人がいる企業が生き残っていくような気もしています。

 

RPAが管理系の業務を行う社会というのは、極論を言えば、ビジネスのノウハウがその企業から、その企業が導入したRPAに移管されるわけですから、ビジネスのノウハウがRPAをつくった会社に移管されてしまうと言っても過言ではありません。

 

高度に発達した情報社会では、ノウハウこそが命です。

「RPAを導入しない」という選択を行う企業も出てくるかもしれません。

 

それはそれでいいでしょう。

しかしながら、ゴローは今後もあと最低10年はサラリーマンとしてやっていかなければなりません。

あと20年あれば、リタイヤできると思います。

 

ゴローはただリタイヤしたいのではありません。

夢があります。

  

お金が無いというだけで、学ぶチャンスから遠ざけられてしまっている人たちをなんとかできないか。

 

学ぶ以前の問題に直面している人たちもいます。

 

全部をなんとかすることはできません。

まずは、自分のことをすべて解決し、強くなった後で、社会に還元する。

 

これが還元の王道だと思っています。

 

コツコツと配当再投資を行い、それなりの資産を築く。

その配当収入で暮らしていけるようになれば、会社に縛られず、別の行動を起こすことができるようになります。

 

 

ゴローの真の航海の目的は!

 

 今は・・・微力ながら、今はブログで投資に関する話題を提供し、老後に経済的に困窮することが無きよう、準備を促すことだけです。

 

 

未来にもっと大きな夢を実現できるように!

 

 

Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.

 

 

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