こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。
今日は、株価が低迷しすぎている日本株式について、投資判断の検討を行っていきたいと思います。
米中貿易戦争が続く中、暴落中の日本株式への投資を考える。
ゴローの実務で金融機関の方と対話した結論から言うと、
「現状では、日本株式は世界から見捨てられている」
という見解です。
その証拠に、連動していた米国株(S&P500)と日経平均株価の乖離は大きくなる一方です。
かたやS&P500は27000を超えて高値を追う展開、日経平均は20000円を割れるかという情けない状態です。
米国株が上昇すれば、それにひきづられて上昇していた日本株も今は昔。
もはや低位で推移し、商いも少なく、積極的な買い手もおらず、売り手もいない。
いや、買い手がいない分、何らかのショックが起きた時に下落圧力の方が強いかもしれません。
おかげで、日本株においてもゴローの大好きな配当利回り4%超えの銘柄がザクザクです。
為替相場と日本株式
基本的には、円高になれば日本株式は下落し、円安になれば日本株式は上昇してきました。
これは、日本が輸出国家であることから、という理解からそうなっているのだと思います。
しかし実際には、現在の日本は貿易黒字を多額に計上する国家ではなく、所得収支(投資収益、配当など)で外貨を稼ぐ国家となっているので、現実とは乖離しているのですが、株式市場の長年の思い込みなのか、円高=株安、円安=株高というロジックは今も生きているようです。
為替相場と米国金利
為替相場と米国金利のところで話をすると、ドル円相場は「現時点では」日米金利差を主たる要因として動いているように見えます。
チャートはご用意できませんが、米国金利が下落するにつれて円高傾向になっているという相関がかなり強く出ています。
IMM通貨先物についても、ドル円ではネットポジションで円買い優勢となっています。
近年なかなか見なかった円ロングですが、通貨市場で投機を行っている投機家たちが円ロングを積み上げているということは、彼らはより「円高」を見ているということを意味しています。
ドルで資金調達を行い、マイナス金利の円に投資、ドルの方が高金利通貨なので円ロングの投資家たちはドル金利を支払い続けているのですが、
それでもなお、儲けられると踏んでいるので、円買いを行っているのです。
ドルの金利が下がれば、ドル調達の支払利息が減少するので、円ロングの投機家たちにとっては、さらに円ロングしやすくなるということです。
米国は今後、利下げしていくと思われますので、為替は円高になっていくかもしれません。
ということは、まだまだ日本株の下落もおおいに有りうるということです。
日本株を買っても良いのか?
やはり、ホームバイアスとよく言われますが、自国企業に投資したい気持ちがあるのは重々承知しています。
ゴローだってそうです。
外国株式ばかりに投資していますが、日本株にも(現在の株価なら)投資して行きたいですね。
特に、
銀行株が本当に下落しすぎているので、MUFGやSMFGは追加投資しても良いかなと考えているところですし、
他の銘柄でも、三菱商事やオリックスも利回りが高くなってきています。
株価も低いので、十分に投資対象としての条件を満たしています。
しかし、将来の銀行像というのは、どうなっているのでしょうか。
5年先の未来も予想しづらい世の中です。
楽しみですね!
日本が今後、どうなっていくのかは誰にだって興味のあること!
Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.
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