Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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高配当再投資戦略。シーゲル流投資は現代でも通用するのか。

こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。

 

今日は、シーゲル流高配当再投資戦略のメリット・デメリットについて、書いていきたいと思います。

 

 

 

高配当再投資戦略。シーゲル流投資は現代でも通用するのか。

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高配当再投資戦略が、ここ1年くらいで見てみると、あまりうまくいっていません。

というのも、ゴローのポートフォリオも、株式の下落により痛みが出ていることによって、受取配当金の額を相殺しているような状況だからです。

特に、タバコ株式の下落ぶりは凄まじいものがあります。

 

ゴローはJT、アルトリアグループには投資していませんが、ブリティッシュアメリカンタバコ、フィリップモリスには投資しています。

ブリティッシュアメリカンタバコは米国FDAの電子タバコ&メンソールタバコ規制案の検討により、フィリップモリスはアルトリアとの合併問題により株価が大幅に下落しています。

 

高配当ETFのVYMやHDVの成績も、あまりぱっとしません。

 

バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)

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バンガード米国高配当株式ETF (VYM)

VYM 分配金利回り=3.15%

   経費率=0.06%

iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV)

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iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV)

HDV 分配金利回り=3.34%

   経費率=0.08%

 

どちらも1年チャートですが、株価自体はさほど上昇していません。

後付けですが、2018年末の暴落時に買えていれば、キャピタル部分も取れていることになりますね。

 

ゴローのポートフォリオも、受取配当金額は増加の一途を辿っていることが心の支えとなっています。

 

ポートフォリオのほぼ100%を高配当銘柄に振り向けているため、株価の上昇はあまり期待できませんが・・・

株価は一定水準の範囲内であれば、良いかなという感じです。

 

 シーゲル流投資は超長期で見た場合の株式のリターンについて、研究がなされたものです。

「時に裏打ちされた勝利」がある、というスタンスです。

 

米国株式投資を始めて、まだ4年程度しか経過していませんので、まだはっきりとしたリターンの傾向は読めないものがあります。

まだ見えていない20年後の未来という超長期で見て、株価が暴落しても高騰しても配当再投資を続けた結果、どうなるのか。

それは神のみぞ知るということですが、シーゲル教授の研究からもわかることはあると考えます。

 

 

 

ゴローの受取配当金の状況

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ゴローの受取配当金の状況(累積)

税引き前配当金額(円換算)で見て、そろそろ200万円に到達しようというところです。

確かに、シーゲル教授は株式のリターンについて、キャピタルゲイン(株式売却益)よりもインカムゲイン(受取配当金)の方が寄与度が高いことを証明しています。

200万円のキャピタルゲインを取ろうと思うと、ゴローの投資額では、なかなか難しいのではないでしょうか。

 

この配当金額が右肩上がりで伸びていくことによって、真のリターンが把握できることになります。

ゴローの場合、キャピタルゲインも含めると360万円くらいにはなりますから、やはり、タバコ株式の暴落によるキャピタルロス部分を補って余りあるリターンを享受しています。

 

ゴローは、ほとんどを日本株式ではなく、外国株式に投資しています。

つまり、株価変動リスクだけでなく、為替変動リスクまで背負っていることになります。

この4年間、基本的にドル円は110円以上で推移してきたので、ゴローの投資している株式の為替レートは110円くらいが平均となっており、現状の106円という円高によって、ただそれだけで約4%の評価損を計上していることになります。

にもかかわらず、ゴローのポートフォリオは配当再投資込みでプラスを維持しています。

預金に預けているよりも有利な運用を行えているということです。

配当金の力、恐るべし。

 

 アマゾンやグーグル、マイクロソフトなどのITの巨人の投資リターン(キャピタルゲイン)がここ3年くらいでは目を見張るものがあり、配当再投資戦略が間違っているという論調も見られます。

 

しかし、個人的には、配当再投資戦略の有効性は消えていないと考えています。

一時的なものか、それとも永続的なものかは不明ですが、タバコ株式の暴落に対しても耐性を発揮し、投資リターンはプラスを維持しているからです。

 

尚、配当再投資により、保有株式数は増加の一途を辿っています。

つまり、受取配当金がさらに増加している、ということです。

受取配当金(累積)のグラフを見てもわかるとおり、急激なカーブで受取配当金額が増加しているのは、配当再投資の効果に他なりません。

 

おまけ。シーゲル教授による、キャピタルロスの概念

おそらく、シーゲル教授の概念にはキャピタルロスという概念はないように見受けられます。

配当再投資込みで、時価いくらとなっているか、それが投資に対して何%リターンをもたらしているか、という見方をしています。

したがって、「株価下落から回復までの年数」という資料も記載されています。

ゴローの場合、タバコ株式が暴落しているため、評価損自体はかなりのものがありますが、さきほども書いたとおり、トータルリターンはプラスを維持しています。

株価が取得価格から40%下落したブリティッシュアメリカンタバコで言えば、資金の追加投資は無し、配当のみの追加投資を行うことで、13年程度で株価が元本まで回復することになっています。

もしここに、恐れず給料やボーナスからも純資産で投資を行えば、株価が回復するまでの期間も大幅に短縮できることでしょう。

 

さらに、シーゲル教授は「もし、株価が暴落しても配当再投資を続け、株価が元の水準に戻った場合」のリターンが凄まじいものになることを歴史を検証し証明しています。

 

一時的な暴落は気にせず、バフェット流で永久保有すれば良いのです。

 

ただし、株式のポートフォリオの組み方について、ゴローはシーゲル教授の提案に背いていることになります(汗

セクター分散が未達なのと、フォーカス投資しているためです。

個人的には、もう少し分散投資を行いたいですね。

 

 

 

ゴローは何度もシーゲル教授の「株式投資の未来」を読んだぞ!

 

Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.

 

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