こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。
11月もそろそろ終わり、年末を意識し始めますね。
さて、今日は高値を追う日本株式について、売却したことについて書いてみたいと思います。
高値を追う日本株式、このあたりで一旦、売却しました。
8月の日本株の低迷から一転、外国人の買いもありどんどん下値を切り上げてきた日本株式。
しかし、
米中貿易戦争もまだ解決の道が見えず、中国がトランプ大統領の「香港人権法」に対抗措置として、米国の農産物を買わなくなる恐れもでてきています。
香港人権法の主な内容は、
●香港に高度な自治を認める「一国二制度」が機能しているか否か、アメリカ政府は毎年検証をする。
●香港で人権侵害などを犯した人物をアメリカ政府が議会に報告し、アメリカへの入国禁止やアメリカにおける資産の凍結などの制裁を科す。
●香港政府が再び逃亡犯条例改正案を提案した場合は、香港在住のアメリカ人を保護する戦略をアメリカ政府が策定する。
とのことで、中国側が猛反発するのも致し方ないのかもしれません。
日本株式(日経平均)の過去1年の推移
チャートで見てみると、高値となっているのがよくわかります。
ゴローは、保有していた日本株式を売却しました。
三菱UFJFG、三井住友FGを売却!!
といっても、ゴローが保有していたのは3銘柄、三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、イオン、でしたから、インパクトはそんなに無いです。
株主優待のあるイオンだけは残し、金融株は売却しました。
イオンは、オーナーズカードがありますから、実際の利回りはずいぶん高いのです・・・なので残しました。
日本の金融株は、日銀のマイナス金利政策の下、収益力がだんだんと落ちてきています。
IRを見てみても、利ザヤがどんどん縮小してきているのがわかります。
金利収入を柱としている日本の金融株は、この先の将来に楽観的になれなくなってきたため、売却を決意しました。
ホールドし続ける予定ではあったのですが・・・
よく言われるように、「当初の意図と異なる理由が出てきたら売却」ルールをゴローも設定しています。
日本の金融株は、当初の予定とは異なる状況になったわけです。
それが、「金融検査マニュアルの廃止」です。
金融検査マニュアルの廃止
金融検査マニュアルとは、銀行が監査を受ける際、貸出先のリスクに対して十分な引き当てを積んでいるかどうかも検査項目のひとつとなっていました。
基本的には、銀行の査定よりも、金融庁の査定の方が厳しかったため、銀行は自らの貸出金について、金融庁基準で貸し倒れリスクを見積もり、引当金を計上していたのです。
ですが、それが廃止されて、今後は銀行独自の基準で貸し倒れリスクを算出し、引き当てても良くなります。
これは、銀行としては、貸し倒れリスクを過少に見積もることもできるため、十分なリスクを反映しない可能性も出てきます。
ですので、ゴローは金融株(銀行株)を売却することにしたのです。
この基準の変更は大きいと思います。
株価が回復したらすぐに売却しようと思い、取得価格付近まで回復してきたので、一気に売却しました。
ルールの変更はビジネスの在り方を変えてしまいます。
日本はこれから、少子高齢化の影響でどんどん国内市場は縮小していきます。
あまり楽観的ではない見通しの中、あらぬ「規制緩和」でリスクが増大してしまうのはどうかと思います。
米国株をメインとする、世界株式に投資を継続していきたいと思います。
売買のタイミングは人それぞれ。基準を持って売買しよう!
Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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