Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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コロナショックでゴローが学んだこと。

こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。

 

コロナショックがイタリアとイランで爆発しています。

富士フイルム(日本)のアビガン、ギリアド・サイエンシズ(米)のレムデシビル、アッヴィ(米)のカレトラがコロナウイルスの抗ウイルス薬として研究が進んでいますが、早く実用化し、コロナウイルスの脅威から人々を救ってほしいです。

 

 

 

コロナショックでゴローが学んだこと。

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人々の不安がこれほどまでにマーケットに影響すること。

これはあまりも影響が大きく、想定外でした。

実際には、インフルエンザの方が死亡例は多いと聞いています。

しかし、「未知のウイルス」というコロナウイルスの報道の影響もあり、世界全体が恐怖とパニックに包まれています。

 

コロナウイルス(COVID-19)がパンデミックとなった今、個人的に何ができるかといえば、実効的に何かできるはずもなく、ただただ見守るだけです。

対コロナウイルスの治療薬が承認されることを祈るばかりの日々で、唯一できるのは、自分がコロナウイルスに感染しないよう、衛生面で気をつけることくらいです。

 

マーケットでは、このパニックを反映して、暴落しています。

まさに暴落です。

そのスピードが半端ないです。

某証券会社のレポートでは、「1億年に1度」の出来事だと言えるそうです。

 

 

ゴローの認識しているコロナショック

これは、コロナショックが発生してもしていなくても、そろそろマーケットから撤退した方がよいのではないか、というサインの話です。

 

ゴローは昨年12月頃から、マーケットから撤退した方がよいのではないか、と考えていました。

しかし、多くの経済レポートが「リスクは米中貿易戦争」だったため、売却に踏み切れませんでした。

 

株価指数の過去最高値をつけること、とゴールドの価格が急上昇していること、この2つは本来両立しないはずです。

株式はリスク資産、ゴールドは安全資産だからです。

どちらかの高値(上昇)が正しく、どちらかが間違っているわけです。

これは考え方の問題ですが、「保守的に考えるなら」、ゴールドの上昇が正しく、株式の上昇が間違っている、と考えるべきです。

株価の下落により損失を被る可能性が高かったからです。

何より、過去最高値を更新していた米国株。

一度暴落するまでに撤退する。

という判断もできたと思います。

 

また、過去最高値を記録していたシラーPERやバフェット指数も参考にすべき値です。

株式は過熱気味で、いつ暴落するかわからない風船のような状態だったということです。

 

ゴローのスマホには、バフェットが過去最大のキャッシュをため込んでいて、株式市場は過熱しているという話をしている記事も出ていました。

 

それらのサインを安易に見逃してしまいました。

一度、通常の過去平均PERまで戻すまではキャッシュ化することも可能でした。

 

追い打ちをかけたのが、市場のボラティリティの高まりです。

ゴローは2月~3月初旬にかけて、(つまりコロナショックの始まり部分の期間)、本業で疲れすぎていて自分のポートフォリオのチェックがおろそかになりました。

どこかのタイミングで熟考する時間を持つべきでした。

 

最悪でも3月の第一週目で、市場から撤退するという判断はできていました。

 

すべての指標で過熱気味という判断がなされていたのに、撤退できなかった。

これが結果です。

 

コロナショック後もホールドしてしまったため、莫大な評価損を抱えることになりました。

また、石油株は損切したため、損失が実現してしまいました。

 

コロナショックでなくとも、米国株式市場はなんらかのきっかけで、大きく調整することはわかっていたのに、それが行動として実行できなかった。

 

多くの方がこのような対応になってしまったのではないか、と想像していますが、市場から離れ、投資を休むこともまた必要と理解した数週間でした。

 

 

こんな時は、長期ライフプランを作って心を落ち着かせる。

こんな時は、もともと作成していたライフプラン(70歳までの資金の予定表)について、今一度考えて心を落ち着かせる必要があると感じます。

 

ライフプランによれば、安定的に配当を出してくれる株式に投資していれば、今回の損失は十分に吸収できるだけの時間と、将来投資できる金額、そして得られる配当金総額も把握できます。

 

もちろん、今回出した石油株での損失がすぐに帰ってくるわけではありません。

心が痛まないなんてこともまた、ありません。

正直、なぜあの時石油株に投資してしまったのか。

と後悔しています。

(日経新聞を隈なく読んでいれば防げた投資行動でした)

 

しかし、この暴落時にその他の回復見込みのある株式まで売却してしまっては、何のために投資しているのかわからなくなってしまいます。

 

こんな時こそ、各セクターのボラティリティや、その個別株式の本来の価値があきらかになるのだと思います。

上昇相場の時のリスクプレミアム(投資家の期待感)がはげ落ち、その株式の実力(下げ相場への耐性や本来の利益に対する価値)があきらかになるからです。

 

本当に価値のある株式は、ほぼどんな状況になっても利益を計上し続け、安定的に配当を支払ってくれる株式であるということを改めて理解しました。

 

一度、現在のポートフォリオを全売却し、ポートフォリオを再構築する。

というチャンスを逃してしまったのは大きいですが、今のポートフォリオでもおそらく今後10年間は維持できるはずです。

(根拠はないですが。過去の実績を信頼すれば、という話です。)

 

投資家としては、嵐の中では「静観」するか、この暴落時に投資をするか、ということになりますが、ゴローは積立投資部分(iDeCo)については引き続き継続し、個別株投資についてはしばらく様子を見ようかと思っています。

 

状況が明日、一変するかもしれませんし、何が正しい行動かなんて、後になってみないとわかりませんが、へこたれないで忍耐強く、この嵐の時期をやりすごしたいです。

 

 

投資をあきらめない。

 

Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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