こんにちは!
ゴローです。
12月14日のS&P500は▲1.9%下落の2599.95と4月以来の安値となりました。
ジョンソン&ジョンソン株はアスベスト問題で10%の暴落。
WTI原油先物も51.20ドルと下落。
いやー、悪いことは続くものですね。
世界景気の山が谷へ向かっているのかもしれません。
しかし、谷へ向かっているということは「買い」のチャンスでもあります。
暴落局面でも買い増しできるかどうかが、一般的な投資家と、ウォーレン・バフェットを分ける点だと思います。
さて、今日はAT&Tについて見ていきましょう。
そういえば、過去記事で分析もしていますね。
AT&Tはゴローの主力銘柄です。
2019年にも開始される5G通信分野で先進的な取り組みをしている企業です。
まだ見ていない指標を見てみましょう。
●AT&Tの売上高・純利益の推移
AT&Tの売上高・純利益は毎年ほぼ一定であり、安定した業績を維持していると言えそうです。
●AT&Tの発行済み株式数と1株利益
発行済み株式数は右肩上がりで上昇しています。
これは細かい買収をしていることと無関係ではありません。
その割には1株利益は安定的です。
2017年度はトランプ減税の効果でEPSが倍増しています。
ですので、あまりアテになりませんね。
●AT&Tのキャッシュフローの推移
ベライゾンとAT&Tは、米国における2大通信会社ということもあって、莫大な営業キャッシュフローを創出しています。
フリーキャッシュフローも潤沢にあります。
これなら配当のための原資としても十分なのではないかと思います。
●各種指標
PER=5.70倍
PBR=1.18倍
PSR=1.32倍
PCFR=4.60倍
2018年はほとんど35ドル付近で推移していたのが、タイムワーナー買収の発表で莫大な負債を抱えることにマーケットは悲観的になり、10%以上暴落しました。
おかげで指標としては割安な状態です。
30ドル割れしていたこともありましたね。
現在の配当利回り=6.75%です。
過去5年間の配当利回りの成長率=2%で、米国のインフレ率程度には増配してくれています。
タイムワーナーの買収でEPSは増加することが見込まれていますので、まだまだ増配を続けてくれそうですね。
そして、今回12月14日に増配を発表しましたので、連続増配年数は35年になりました。
株価の下落と増配で利回りは7%目前です。
長期的に保有できる増配株式に投資し続けることが、リスクを抑えて安定的に資産を増やしていくひとつの道です。
たまに、タバコ株のように暴落に巻き込まれるパターンもあり「絶対」とは言い切れませんが、「複利の力」を信じて投資していきたいですね。
Take the risk or Lose the chance.