Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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みずほフィナンシャルグループ:今期純利益予想▲86%! なんと800億円に減額ー減損損失6800億円を計上ー

こんにちは!

バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践するゴローです。

 

さて、花粉が飛び交う季節となりました。

ゴローにとっても、この時期はツライものがあります。

花粉と戦う術といえば、花粉症の薬を飲むくらい・・・

 

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そんなゴローですが、ミリオン・ダラー号の船上にて、

ふとニュースを見てみると

 

「構造改革への取り組みを踏まえた損失の計上と業績予想の修正に関するお知らせ by みずほフィナンシャルグループ」

 

の文字が。

 

なんですって?

みずほさん。

 

どうなっているのか、ゴローは興味が出てきました。

 

みずほFG 巨額の減損損失の計上

2019年3月期通期連結業績予想の修正
  親会社株主に帰属する当期純利益 1株あたり当期純利益
前回発表予想(A) 570,000 22.47円
今回修正予想(B) 80,000 3.15円
増減額(B-A) ▲490,000 ▲19.32円
増減率(%) ▲86% ▲86%

 

いやいや。マジですか。

▲86%はマズイです。

 

5700億円の当期純利益予想が、たったの800億円に。

何がどうなったらこうなるのか?

 

疑問が湧いてきて仕方ありません。

 

それでは、内訳を見ていきましょう。

 

固定資産の減損損失

固定資産の減損損失が約5000億円計上されています。

これは、リテール事業部門におけるソフトウエアや、閉鎖予定の店舗の固定資産について、減損損失を計上したとのこと。

 

新規導入したばかりの決済システムの影響で、ATMがなんども使えなくなっていますが、これをさっそく減損損失として計上し、費用計上の前倒しを行ったわけですね。

 

市場部門の有価証券ポートフォリオ再構築に伴う損失

「市場部門の有価証券ポートフォリオ再構築に伴う損失」が約1800億円計上されています。

 

過去、低金利下で投資していた外国債券について、

(おそらくはドル建て債券だと思われますが)

昨今の米国金利上昇による債券価格の下落による評価損を減損損失として計上したものと考えられます。

 

これがなんと1800億円・・・

 

さすがメガバンク。

桁が違います。

 

なぜ今になって巨額の減損損失を計上するのか?

 

通常であれば、こんな会計処理はしないはずです。

 

なぜなら、わざわざ利益予想を下方修正してまでこの会計処理を行うには、株価変動のリスクが大きすぎるからです。

 

なぜ、こんな処理をあえて、前倒しで行うかというと、理由はただひとつ。

 

「3メガバンクの中で唯一、利益進捗率が75%に届いていない」

 

単純に言いましょう。

 

3メガバンクの2019年3月期の決算予測に対し、

各FGの2018年4-12月実績で、

MUFGは進捗率=91.8%

SMBC FGは進捗率=91.1%

みずほFGは進捗率=71.9%

 

みずほFGはあきらかに出遅れています。

 

こんなとき、

もし、ゴローがみずほFGの経営者なら・・・

 

「当期は進捗率が100%に到達することは不可能」と判断し、出せる膿を出し切ろうとするでしょう。

 

それが、今回の巨額の減損損失の計上につながったものとゴローは考えています。

 

おそらくみずほFGは、当期は捨てて、来期以降に賭けたのです。

 

みずほFGの今後の事業の重点課題

みずほFGの今後の経営の方向性について、重点項目となっているものがあります。

 

個人のお客様向け

人生100年時代における将来に向けた資産形成ニーズの高まりに対応したビジネス

 

これはつまり、老後のための資金を確保するための「積み立てNISA」や「iDeCo」などの商品について、注力していくものと考えられます。

 

デジタル化・キャッシュレス化等を踏まえた新たなニーズに対応した利便性の高いサービス

 

これはつまり、「Kyash」や「J-COIN」などのクレジットカードサービスや仮想通貨サービスのことを指していると考えられます。

Kyashは、使用すれば2%のキャッシュバックが得られるクレジットカードです。

 

法人のお客様向け

企業のイノベーションや産業構造の転換を後押しし、お客様と事業リスクをシェアする新たなパートナーシップの構築

 

これは、おもに財務的な活動だと考えられます。

グローバル化が進展する世界では、異通貨間の取引がより活発になっていくものと推測します。

つまり、これらの取引には常に、「為替リスク」が存在しているということです。

おそらく、少子高齢化の進展する日本では、市場が縮小していくため、海外展開を後押しして、その為替リスクをヘッジするような取引をお客様と結んでいく、というイメージだと考えています。

 

もちろん、為替リスクだけではなく、事業者が借り入れを行う場合も「日本円」ばかりではないでしょうから、その場合の金利高騰リスクについても、事業者とシェアしていこうという姿勢の表れだと想像しています。

 

成長著しいアジア経済圏における地域をまたがる取引ニーズに対応したビジネス

 

これは、ゴローとしては少し、驚きました。

みずほFGは、日本経済新聞のインタビューなどでも、「海外ではなく、日本国内に注力していく」と語っていたからです。

これが、「方針転換をした」ということなのでしょうか。

 

いずれにしても、海外に出ていき、ビジネスを行わなければならないのは、将来、生き残っていくためには必要なことだと思います。

 

円滑な事業承継ニーズの高まりに対応したビジネス

これは、言うまでもないかもしれませんが、事業承継というのはひとつの大きなトピックだと思います。

現在の経営者から、後継者への事業承継については、金融の知識だけでなく、税務や法務の知識も必要になってくると思います。

メガバンクであれば、それらを扱う件数も多く、ノウハウの蓄積という意味では高度に洗練されているものと想像しています。

それを活かしていく、ということですね。

 

配当は据え置き、減配はナシ!!

 

しかし、IRをよく見てみると、次の一文が目に飛び込んできました。

 

年間配当予想 1株あたり7.5円、期末配当予想1株あたり3.75円は変更いたしません。

 

なんと、この巨額損失の計上にも関わらず、減配はナシ!!

 

それもそのはず。

今回の減損損失はすべて、「評価損」であり、

キャッシュアウトを伴う損失ではないからだと想像します。

 

よかったですね。

 

みずほFGの来期以降の業績に、期待しましょう。

 

がんばれ!みずほFG!

 

 

Take the Risk or Lose the Chance.

 

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