Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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【投資の考え方】リスク調整後リターンと分散投資。S&P500とESG投資のリターン分析。

こんにちは!

バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践するゴローです。

 

今日は、各種投資対象のリスクとリターン、今後見込まれる有望な投資手法について、見ていきたいと思います。

 

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各種投資対象のリスクとリターン

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各種投資対象のリスクとリターン

 

リスク・リターンの一覧表

投資対象 リターン リスク 想定最大損失率
日本株式 3.6% 17.6% -32%
外国株式(ヘッジあり) 5.5% 15.5% -26%
外国株式(ヘッジなし) 6.0% 19.1% -32%
日本債券 1.8% 1.9% -2%
外国債券(ヘッジあり) 3% 3.7% -5%
外国債券(ヘッジなし) 5% 9.7% -15%
J-REIT 4% 18.6% -33%
外国REIT(ヘッジあり) 8% 19.3% -31%
外国REIT(ヘッジなし) 9% 21.1% -34%
コモディティ 2% 19.8% -38%

 

 

各種投資対象のリスクとリターンは、このような関係になっています。

 

表を見てみると、やはり「株式」「REIT」のリスクが高くなっています。

同時に、「株式」と「REIT」のリターンも大きくなっています。

 

「想定最大損失率(%)」とは、その投資対象に投資した場合、「これくらいの評価損が発生する可能性がありますよ」という目安となる数字です。

 

想定最大損失率(%)=リターン-(リスク×2)

 

ですから、投資する場合には、想定最大損失率とリターンのバランスを見て、投資する必要があります。

 

これを、「リスク調整後リターン」といいます。

 

リスク調整後リターンがもっとも高いのは、基本的には、

「株式への分散投資かつ長期投資」

ということになると思います。

 

トッピングとして、利回りの高い外国債券や、国内外のREITを組み入れても良いと思います。

 

2019年の投資について

過去の株価の推移を見てみると、株価は景気後退の前に上昇していることがわかります。

特に、米国株式については、景気後退前の6~18か月前に15%~20%程度、リターンを上げています。

 

今後のGDP成長率は鈍化すると見込まれており、米国景気も景気後退期の到来を予測する報道もあります。

 

こんな中でも、投資家は愚直に配当再投資を続けていかなければなりません。

 

次の弱気相場に備える

株式投資家は、相場の変動に備える必要があるものの、投資は継続していきましょう。

政治的問題、経済指標の発表、中央銀行の金融政策は相場の変動要因となります。

 

ただし、2019年はまだ「景気後退」にはならないはずです。

 

基本的には、高すぎるグロース株は避け、バリュー株、PERのきわめて低い国内外の金融株や、エネルギー株が買い時かもしれません。

 

長期見通し

グローバルな分散投資かつ長期投資をするべきです。

米国株式のPERは約17倍と、ほかの地域のPER平均値よりも15%上回っています。

つまり、米国株式は割高であると言えます。

 

新興国株式は、現在、米ドルの金利上昇により、資金が引き上げられており、PER的には割安で、投資しやすい環境にあると思います。

実績ベースの平均PERは、過去30年間の平均値を25%下回っており、割安と言えそうです。

 

日本株式は、長期にわたって、デフレにより物価がさほど上昇しておらず、インフレ的ではありません。

インフレ的ではないということは、金利もあがらず、景気は好景気とは言い難いことを意味しています。

日本株のPERは12倍と、グローバル株式のPERよりも15%割安となっており、投資しやすい環境にあると思います。

 

ゴローがおすすめするのは、日本株の中でのインカムゲイン投資。

業績の安定している、通信、不動産、金融、公益、などが投資対象として良いと思います。

 

次の10年は、リーマンショックから回復してきた過去10年間と異なり、リターンは低下するはずです。

というのも、大きなマイナス圏からの復活というわけではなく、現在のプラス環境からの出発となるからです。

 

そうであれば、過去とは同じ投資手法ではダメだということになると思います。

何を指針として、投資を実行していけばよいのでしょうか。

 

選択すべきESG投資の長期見通し

ESG投資は、大半の投資対象に適用可能な投資哲学だと思います。

投資家の価値観は景気サイクルを通してそれほどは大きく変化しないため、相場変動の大きい局面では、ESG投資で保有している資産については、従来の価値観で投資している資産よりも価格変動が少なくなることが期待されています。

 

マーケット参加者の思考が環境問題や企業統治の問題に敏感に反応する時代になれば、ESG銘柄の多くは高パフォーマンスを上げるとゴローは考えています。

 

ESG投資をコアとするポートフォリオ

ESG投資をポートフォリオ全体に取り入れることで、ESG投資重視の姿勢を崩すことなく、株式と債券への投資比率を調整することができます。

つまり、株式と債券への分散投資です。

 

ESG投資対象が見つからない場合でも、従来型の価値観に基づく投資によって、ポートフォリオを守ることができます。

 

クオリティを重視する

ESG投資銘柄の中にも、さまざまな投資戦略があります。

たとえば、ESG投資のリーダー格企業への投資は、投資対象となる企業の「質:クオリティ」を重視している姿勢の表れです。

 

もともとESGスコアが高い企業に投資する手法もあれば、ESGスコアが改善してきている企業への投資もあります。

 

S&P500とESG投資のリターン比較

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S&P500 vs ESG投資

過去10年間のS&P500のリターンとESG投資のリターンの比較です。

10年前に投資していたとしたら、S&P500に投資していた場合、その資産額は約2.47倍になっていました。

ESG投資ETFに投資していた場合、その資産額は2.37倍になっていました。

 

投資対象 リターン(倍)
S&P500 2.48
ESG投資 2.37

 

ゴローは、今後もESG投資をコアとして、高配当銘柄に投資し、配当再投資を繰り返していきます。

 

やっぱりESG投資だな!

 

 

Take the Risk or Lose the Chance.

 

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