Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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【投資の考え方】~バフェット流投資と資産形成~ 投資海賊ゴローの株式投資のアプローチ 

こんにちは!

バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践するゴローです。

 

今日は、今後の株式投資のアプローチについて、書いてみたいと思います。

 

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基本的なアプローチ

現在の投資環境は、ここにきて厳しさを増しています。

2018年末の株価暴落、そこからの復活まで、多くの投資家が市場の波に翻弄されました。

ゴローもそのうちのひとりです。

 

米中貿易戦争のリスクや、世界の景気サイクルがピークを迎えようとしており、これらの要因が市場変動の波に拍車をかけています。

 

しかし、世界にはまだまだ魅力的な投資機会が(常に)数多く存在していると思います。

 

一方で、景気サイクルが進むにつれて、相場の大きな変動に備えることも必要になってきます。

 

このとき採用すべきなのが、ベア型ETFでしょう。

 

「買い」だけのポジションでは、暴落のリスクに十分に備えることができません。

ポートフォリオの中に、ベア型のETFを組み入れることで、今後起こりうる暴落にリスクヘッジしておきたいものです。

 

市場の不確実性が高まる中、投資目標を達成するためには、「規律あるプラン」がますます重要になってくると考えます。

 

流動性を確保し、老後に備え、わが子に資産承継を行う。

 

そのための株式投資、そして資産運用です。

 

自分だけのために投資するのであれば、目的意識も弱くなり、かんたんに投げ出してしまうことでしょう。

 

微力ながらも、ESG投資を行うことで、SGDsを達成することができるかもしれません。

 

これが、われわれ投資海賊に課せられた使命だとゴローは考えます。

 

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ターニングポイント

2019年は、株式投資家にとって、ターニングポイントとなる年かもしれません。

それは、過去10年近く続いてきた景気拡大期が収束し、景気後退期が始まるためです。

 

株式は今後も買い続けるのがよいと思います。

しかし、景気後退期に入ることを踏まえ、ベア型のETFでポートフォリオにリスクヘッジをしておくことをオススメします。

 

2019年も市場の変動は続きます。

IMF発表によれば、米中貿易戦争により、世界の経済成長率は鈍化し、各国の中央銀行は金融政策を引き締め方向へ持っていこうとしています。

中央銀行が行う利上げや、債券の購入ペースを遅らせる、などというアクションのことです。

 

これは、株式市場にとってはマイナスの効果をもたらします。

 

世界経済には、先行きの不透明感が漂っていますが、

これらのリスクは、おそらくマーケットには織り込み済みだと考えられます。

 

FRBは2018年の株式市場の暴落を受けて、利上げをストップしました。

これを好感して、2月までのあいだに、米国株式市場は株価が回復しました。

 

FRBが利上げをすれば、世界中にばらまかれたドル建て債務が、金利負担の上昇により返済不能となり、完全なるリセッションへと突入してしまいます。

 

厳しい投資環境

経済成長率の鈍化

世界の経済成長率は、2018年の3.8%から2019年の3.6%へと鈍化します。

 

企業利益は全般的に縮小傾向

世界の株式市場の時価総額の半分以上を占める米国市場では、企業利益の伸びが2018年に21%と、8年ぶりの高水準に達しました。

しかし、2019年は4%程度まで縮小すると見込まれています。

法人税減税による伊t字的な浮揚効果が剥落し、米中貿易戦争の産物である「関税」の影響が出始めることがその要因です。

 

環境機器

世界は資源を持続不可能な形で消費し続けていて、金融市場だけでなく、環境や社会にとっても大きな課題になりつつあります。

SNSの発達と共に、企業行動に対する監視の目が一層厳しくなり、消費者は企業理念を重視して製品を選択する傾向にあることを企業側も認識し始めています。

 

企業価値は今、無形資産やブランドの評判、環境や社会に対する活動実績などとのつながりが強まりつつあります。

 

長期リターンの可能性に限界が到来

株式市場の長期リターンはS&P500で年率7%と言われてきました。

これは、GDP成長率などの経済成長率を大幅に上回っており、各国の中央銀行がマネーを大量にばらまいた過去10年間が終わろうとしている今、そのマネーが株式市場から退場していくことを示唆しています。

 

株式投資家は、今後数年間のあいだに、これまでの株式市場でのリターンに対する期待を、修正していかなければならない、とゴローは考えます。

 

厳しい投資環境を乗り切る

現時点での投資環境は極めて厳しいですが、希望もあります。

 

成長機会も投資機会も存在している。

経済成長率も企業利益の伸び率も、全体としては減速しています。

しかし、すべての国やセクター、企業が画一的にこの減速傾向になっているわけではありません。

 

人口増加、高齢化、都市化といった長期的なトレンドに関与している企業が堅調な伸びを示すはずだとゴローは予想します。

 

投資家によるサスティナビリティ問題への取り組み

投資家は、従来型の投資に匹敵するリターンを獲得しながら、サスティナビリティ(持続可能性)問題の解決に貢献することができます。

たとえば、社会が裕福になれば、子どものために空気清浄機を購入するなど、環境に配慮したエコ製品の普及が広がるはずです。

このような状況の変化は、投資機会としてとらえることができます。

サステナブル投資が、ポートフォリオのパフォーマンスを犠牲にしないことは、各種ESG投資のリターンによって、十分に実証されています。

 

バフェット流投資と資産形成

投資の神さまと言われる、ウォーレン・バフェットも、自身の投資スタイルを(基本的には変化させていないものの)その状況に応じた投資スタイルに変更することによって、現在の地位を築きました。

 

バフェットも、一時期はグレアム流のシケモク銘柄ばかりを投資対象に選定していましたが、機関投資家が増え、シケモク銘柄が少なくなってくると、自身の投資スタイルを変化させる必要に迫られました。

 

ゴローも、高配当株式への配当債投資戦略を採用していますが、これは基本的には、これまでの10年間で、米国株式がもっともリターンが高かったため、たまたま米国株式に投資しているにすぎません。

 

今後は、米国株式よりも割安な資産、たとえば日本株式などですが、これらも投資対象として選択の範囲に入れたいと考えています。

なぜなら、今後の米国株式のリターンは、他国の株式市場のリターンを下回ると予想されているからです。

 

必要なのは、

 

「永続する優良企業にフォーカスしながらも分散投資」

 

できれば、国をまたいだ分散投資によって、リスク値をできるだけ下げておきたいものです。

 

Take the Risk or Lose the Chance.

 

★大変励みになります。応援よろしくおねがいします!

 


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