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インフレ圧力の根強さを示唆する米国CPI速報

こんばんは!

今日は米国CPIの発表日ですね。

速報を紹介します。

 

 

3月コアCPIは前年同月比3.8%上昇

3月の米消費者物価指数(CPI)統計によれば、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が3カ月連続で市場予想を上回りました。前月比でコアCPIは0.4%上昇し、前年同月比では3.8%上昇。

 

一方、総合CPIは前月比で0.4%上昇し、前年同月比では3.5%上昇しています。

エコノミストは、基調的なインフレの指標として、総合CPIよりもコア指数を重視しています。

 

このデータは、米金融当局が20年ぶりの高水準に政策金利を維持しているにもかかわらず、インフレ抑制の進展が停滞している可能性を示しています。

 

堅調な労働市場が依然として家計需要を支えており、米金融当局は利下げに踏み切る前に、物価上昇圧力が持続的に後退している兆候をさらに確認したいとの姿勢を崩していないようです。

 

過去3カ月のコアCPIは年率4.5%上昇と、昨年5月以来の大幅な伸びを示しています。

 

ドル円は153円台まで円安に

一方、日本では円相場が1ドル=153円台に下落し、約34年ぶりの安値を更新しています。(毎回これですね)

これは3月の米消費者物価指数(CPI)統計に反応したもので、日米の金利差を意識した円売り・ドル買いが止まらず、トレーダーが警戒する為替介入レベルに突入していると考えられます。

 

米CPI統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が3カ月連続で市場予想を上回り、インフレ圧力の根強さを示唆。

そのため、今年見込まれている米利下げ開始が後ずれする可能性があると言えるでしょう。

 

日本の通貨当局は円買い介入に踏み切ることへの警戒感が高まっており、円相場は一時1ドル=153円台まで下落。

日銀がマイナス金利政策の解除などを決めた後、円売り・ドル買いが進んでいる一方、米国ではインフレ鈍化の進展が滞っていることや、労働市場の堅調さから年内の利下げ回数が3回を下回る可能性が意識され、米国との金利差は縮まらないとの見方が広がっているようです。

 

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