今日も日経平均が強かったですね
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バブル後最高値をまた更新！
日本株の現状分析
日本の株式市場は、長期的な追い風と短期的な好材料により、約34年ぶりの高値を更新。考えられる理由としては、日銀の超緩和政策、東証のコーポレート・ガバナンス改革、春闘での賃上げの期待、サプライチェーンの多様化、円安などが市場の上昇を後押ししました。しかし、株価はピーク時ほど割安ではなく、買われ過ぎの兆候も見られるため、目先は一服する可能性があります。それでも、日本株のアナリストたちは、日経平均が1990年の史上最高値に再挑戦すると見ています。
2024年の日本株、どうなる？
2024年の日経平均の株価予想をするには、いくつかの要因を考慮する必要があります。
まず、日本の経済成長率は、2023年の5.3%から2024年は3.1%に減速すると予想されています。しかしながら、日本の経済は、他の先進国に比べて回復力が高く、デフレ圧力も緩和されると見られています。
次に、日本の企業収益は、2023年度には前年度比で約8%程度増加すると予想されています。これは、海外需要の回復や円安効果によるものです。
https://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20231206/20231206.pdf
2024年度には、成長率は鈍化するものの、引き続き高水準を維持すると見込まれています。特に、半導体や自動車などの輸出産業や、デジタル化や環境対策などの成長分野における投資が収益の牽引役となると予想されています。
さらに、日本の株式市場は、政策や制度の面でも支援されると考えられます。日銀は、インフレ率が2%に達するまで、金利をゼロ以下に維持すると表明しており、株式市場に安定的な資金供給を行っています。
また、東証は、コーポレート・ガバナンスの向上や資本効率の改善を促すために、上場基準の見直しや市場再編を進めており、企業の株主還元や株価上昇につながると期待されています。
以上の要因を踏まえて、2024年の日経平均の株価予想は。
最高値：40,000円
最低値：32,000円
年末値：37,500円
ただし、予想はあたらないですし、次のようなリスクがあります。
・コロナウイルスの感染拡大やワクチンの供給不足などにより、経済活動が再び制限されるリスク
・米中関係の悪化や地政学的な緊張などにより、世界的な貿易や投資が減少するリスク
・日銀の金融政策の変更や東証の市場再編の遅れなどにより、株式市場の安定性や信頼性が低下するリスク
現状では、米国の利下げ期待が後ずれすると見られているので、その影響がどちらに転ぶか。金利引き下げなら通常、グロース株には強気で良いですが、中国景気が悪化しつつあること、EU景気もあまりパッとしなさそうということもふまえると、世界景気が悪化するなら株安だよね、とも言えますし。
日本の金利は上がらないでしょう、たぶん。
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