Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

投資海賊ゴローのまだ見ぬ財宝SDGsを探す航海のHISTORY

やっぱりプロフェッショナルは違いますね バンクオブイングランド出身の外資証券マンについて

こんにちは!

たばこ株に「フォーカス投資」しているゴローです。

 

今日は仕事納めだった人も多いのではないでしょうか。

そして、今年最後の米国市場で取引が行われる日でもあります。

つまり、今日、2018年のパフォーマンスが決まります。

 

●NYダウ 1年チャート

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NYダウ 1年チャート

 

 

これまで、タバコ株式に「フォーカス投資」し続けてきたゴローですが、「暗黒のクリスマス」、そして「メンソールメルトダウン」の影響で、大幅に暴落しています。

正直、8月か、9月だったでしょうか。

保有銘柄がすべてプラスだったときに、全量売却すべきでした。

あまりに強気すぎる相場に、そのまま居座り続けたのが敗因です。

ハイイールド投資家とはいえ、暴落は避けなければなりません。

ウォーレン・バフェットの重要な指摘事項「決して損をしないこと」に反してしまいました。

 

相場の熱気に判断が鈍ったのかもしれません。

保有する株式に評価益が出ている場合は、のんきに構えていられますが、評価損が出ている場合は、気になって仕方がありません。

人間の性というものです。

 

熱気と言えば、先日お会いしたバンクオブイングランド出身の外資証券マンの話をしたいと思います。

私が、本当にプロフェッショナルだと感じたので。

 

バンクオブイングランドでは、イギリス人だけでなく、多国籍企業のように、いろいろな国籍の人が同じオフィスで働いているようです。

(ちなみに超優秀)

ドイツ人やフランス人、当然イギリス人もいますが、イタリア人もいたそうです。

ヨーロッパの人が多いようですね。

 

いろんな文化的背景があるものの、「ヨーロッパ」「EU」という感覚を共有しているようで、同じ経済圏の情報を集約できるのが、バンクオブイングランド、というところでしょうか。

 

最近の暴落相場で、ヨーロッパ人がまず考えるのが、「安全な資金の逃避先」についてです。

当然、「ホームバイアス」がありますから、ユーロから日本円や米ドルには変えにくいそうで、まっさきに逃避先となるのが「スイスフラン」だそうです。

 

スイスは、一人当たりGDPでも高い位置にある国ですが、物価は日本の3倍くらいするとのことで、実際には豊かさを享受しにくい国であるとのこと。

 

ブレグジットについては「ハードブレグジット」は想定していないようです。

 

EUのインフレ率は、実は「ドイツ・インフレキャップ」なるものが存在し、EU圏の国はドイツのインフレ率よりも低くなるようにインフレ率を誘導しているとのこと。

これは、ドイツよりも「インフレ率が高い=賃金上昇率が高い」ということを意味し、陸続きであるEUでは、移民が即座にこの情報に反応し、たとえば経済規模の小さなEU国家・・・たとえばポーランドなどに大挙して押し寄せてくると、失業率が高率となりデフレになり、経済が破壊されてしまう、とのこと。

なので、フランスもイタリアもスペインなど比較的経済規模の大きな国も、インフレ率は、ドイツよりも低くなっています。

 

各国の中央銀行で共有されている、「共通見解」なるものも聞くことができました。

  • フィリップス曲線とインフレ率
  • インフレ率と利上げペース
  • 好景気と利上げペース

これらは各国の中央銀行が意識している数値だそうです。

 

知識が豊富で、(もちろん豊富だからといって相場に勝てるわけではないと思いますが)、基礎理論を数多く蓄えているということは、「こうなれば、こうなる傾向がある」というロジックを組み立てることができるということがよく理解できました。

これは、「投資において強みになるな」、と強く思ったゴローでした。

 

さて、今日の相場はどうなるでしょうか。

 凪が一番いいですけどね。

暴落したので、少しずつ、下値を切り上げていってほしいものです。

 

Take the risk or Lose the chance.


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