Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

投資海賊ゴローのまだ見ぬ財宝SDGsを探す航海のHISTORY

円安ドル高のトレンドが続く理由

能登半島地震でauが被災者に「1テラ」のデータ容量を支援し話題になってますね。

本当にすばらしい対応だと思います。

 

日本の元旦に発生した能登地震による死者は100名を超え、200名以上が未だ行方不明の状態です。

安否確認や捜索の手助けになりますように。

 

 

米国雇用統計 2024年1月5日発表

米国の雇用統計について、確認できたデータは以下

・12月の雇用者数は21.6万人増加、失業率は3.7%で横ばい

・12月の非農業部門雇用者数は21万6,000人増加し、失業率は3.7%で横ばいだった。

 雇用は、政府、医療、社会補助、建設で増加傾向が続いたが、

 運輸・倉庫業では減少した。

 

 

米国消費者物価指数(CPI)の概要

米国労働統計局が本日発表したところによると、11月の全都市消費者物価指数(CPI-U)は季節調整済みベースで0.1%上昇した。
過去12ヵ月間、季節調整前の全品目指数は3.1%上昇。

 

見てみると、エネルギーが電気代を除いて全部マイナスですね。トータルでエネルギー価格はマイナス5.4%下落。

原油価格も以前より下がってますから、そんなもんかなと。

 

中古車、中古トラック価格もマイナス3.8%

これは、コロナで郊外移住が増えていたのが、コロナが脅威ではなくなったので、再び都心回帰してるんだろうか。でも中古車価格が下がるってそういうことだよね。

 

あとはサービス価格も全部あがってしまってるから、CPIとしてはトータル+3.1%上昇。FRBが想定している2%上昇にはまだ開きがあるので、金利水準としてはまだ高く設定しておく必要があるのかも。

 

 

 

 

と、ブルームバーグの記事を発見。

 

 

物価上昇率は依然として中央銀行の目標を上回っているが、12月の中央銀行総裁会議から読み取れる最新情報によると、政策担当者は金利がピークに達した可能性が高いことを認め、今年中に借入コストを引き下げる意向を示している。

同時に、議事録によると「インフレ率が持続的に低下することが明らかになるまで、しばらくの間、政策が制限的なスタンスにとどまることが適切であることを再確認した」という。

 

 ブルームバーグ・エコノミクスの見解


    「コア商品価格のデフレはヘッドラインとコアに引き続き重くのしかかると予想されるが、企業が在庫の在庫調整に成功すれば、ディスインフレの要因は今後数ヵ月で緩和されるだろう。最終的には、住宅インフレのペースが鈍化しても、コアCPIインフレ率は2024年までFRBの平均インフレ目標2%を上回る水準で推移する可能性が高い。」

 

木曜日の政府消費者物価指数に続き、翌日は生産者物価指数が発表される。食料品とエネルギーを除いた卸売物価指数も、年率ベースでは冷え込むと見られている。

 

https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-01-06/world-economy-latest-easing-us-core-inflation-seen-reinforcing-fed-optimism?srnd=markets-vp

 

 

ブルームバーグとしてもまだインフレ率は高止まりするとの見立てらしい。

 

ただし、

米・ダラス連銀のローガン総裁は「当局はバランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)は、リバースレポ(RRP)のバランスが低水準に近づく中で、ペースを落とす必要がある」と。流動性が担保されやすくなるので、ここは想定よりドル安方向の影響有り。

 

今後の為替見通し

今後の為替見通しについては、「円安ドル高」を予想しています。現時点では。

 

・米国の経済は強い成長を続けており、雇用や所得が増加している。これは、消費や投資を支える要因となり、ドルの需給バランスを改善するはず。

・日本の経済は、コロナの影響や自然災害の影響で減速しており、内需が低迷している。これは、円の需給バランスを悪化させるはず。

・日米金利差は、米国の金利が上昇し、日本の金利が低下または横ばいに推移すると予想される。これは、ドルの投資収益性を高め、円の投資収益性を低下させる。

・FRBは、金利を引き下げる可能性を示唆したが、それでも日本の金利よりは高い水準にとどまると予想される。また、FRBは量的緩和の縮小を進めると発表したが、日本銀行は量的緩和の継続を表明している。これは、ドルの供給量が減少し、円の供給量が増加するという方向に働く。

・能登地震で日銀が利上げするというなら日本人はだいたい反対するはずなので、円安ドル高方向に傾く。

 

だいたいこんな理由で、「円安ドル高」のトレンドが続くはず。

2024年末=130円程度が下限では。

 

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