こんにちは!
ゴローです。
ゴローは、個人的に為替予想をしています。
そこで言っていたのが、「11月に1ドル=115円!」でした。
最近の為替動向を見ていると、115円に届きそうで届かない、なんとももどかしい状態ですね。
報道によると、115円は輸出企業のドル売りが大量に売り建てられており、このラインを上抜けるのは難しいとのこと。
確かに、それらしい動きをしているな、と感じます。
「115円で売り建てている」とはいえ、実際にはそれを目途に、その手前で輸出企業が為替予約(ドル売り)を入れているのでしょう。
さて、ドルが高くなると(円安になると)、ゴローとしてはどう考えてもドル建てのアメリカ株を買いづらくなります。
たとえば、つい先日まで110円付近でうろうろしていたドル円が、現在の114円になると、ドル建てのアメリカ株のプライスが同じ50ドルであったとしても、(日本円から買い増ししようとすると)110円のときより3.63%も多く支払わないと、同じ50ドルのアメリカ株を買えなくなってしまうからです。
もちろん、ドルで受け取っている配当をそのまま株式購入に充てれば問題は生じません。
(バフェットはアメリカ人で米国株式に投資しているので、為替の問題は「投資」については考慮しなくて良さそうです)
ゴローは日本円で給料を頂いている(ほとんどの日本人がそうだと思いますが)ので、買い増ししようとしたときに円安に振れていると、「買いづらい」とブレーキがかかってしまいます。
114円だと、ゴローとしては明らかに「ドル売り」の水準です。
現在の為替の状況ですと、ドルが112円台までなら、なんとか「買える」のですが、それ以上に円安になると買う気が失せてしまいます。
ブリティッシュアメリカンタバコを45ドルで追加購入したとき、為替は112円台でした。
株価自体はそのときより大幅に暴落してしまいましたが(汗
ただし、アメリカ株はほとんど調整もないまま上昇し続けてきたので、ここ数日の調整は「あってもおかしくないな」という感覚です。
これまで強気、強気で来ていた投資家たちは、さぞ残念な結果になっいる・・・と思いきや、どうやらこれもそう簡単な問題では無さそうです。
バンクオブアメリカの11月の調査によると、世界のファンドマネージャーのおよそ「3分の1が「アメリカ株は天井をつけた」と回答しているそうです。
この質問に回答したファンドマネージャー達の運用資産額合計はなんと6410億ドル(73兆円)!
しかし、株式の保有状況についてはそう簡単に流れが変わっておらず、ポートフォリオに占めるキャッシュのパーセンテージは10月=5.1%だったのに対し、11月=4.7%に低下しています。
したがって、10月から11月にかけて、ファンドマネージャー達はキャッシュを別の資産に移したということで、それが何なのかまではわかりませんが、投資に対する強気姿勢は崩れていないようです。
投資は「買いの水準」が大事です。特に巨額の投資となる不動産投資では、現在の首都圏の不動産は高すぎて(お金が有り余っていたとしても)「買える」水準ではないでしょう。
それが比較的少額の株式投資だからといっても、状況は同じです。なるべく、優良株を適正水準か、それ以下で買うことができたら、それであとは潤沢に生み出される配当を受け取っていれば良いのだと思います。
投資姿勢は、株式市場がどうであれ、為替レートがどうであれ、基本的には「安定して収入を得ることができる」投資方法を信頼できるのであれば、その方法を愚直に守り、ポートフォリオを育てていけばよいのだと思っています。
Take the risk or Lose the chance.