Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

投資海賊ゴローのまだ見ぬ財宝SDGsを探す航海のHISTORY

2018年、ゴローのブログを見て頂いて、ありがとうございました。

こんにちは!

たばこ株に「フォーカス投資」しているゴローです。

 

大晦日ということもあって、今年を振り替える余裕ができました。

 

運用成績は、売却益と配当金で+170万円、株式の評価損が▲440万円で、トータルでいえば▲270万円のリターンで、投資総額に対するリターンは▲12.3%でしたね。

前回の投稿で▲20.8%と書いたのは、評価損だけのリターンでした。

申し訳ありません。

 

さんざんとも言える運用成績でしたが、長期(30年くらいでしょうか)で見た場合、さほど大きな暴落ではなかった、と言える日が来る気もしています。

というのも、世界の名目GDPは右肩上がりで成長し続けるからです。

 

三菱総合研究所のリサーチによると、世界経済は2030年まで持続的に成長し続けるとのこと。

また、ゴローは米国株式を主として投資対象としていますが、2030年までに中国経済が米国経済を上回るとの予測も出ています。

2030年の世界は、アジア諸国と中国の世界になっているかもしれません。

 

いずれにしても、世界経済は成長し続けます。

名目GDPと株式の時価総額は相関しますから、世界経済に投資するインデックスに積立投資していくのが一番安全で、頼りになる投資手法のような気がしています。

 

ゴローは、配当再投資をしていく戦略をとっていますが、配当再投資の場合、税金が差し引かれてしまうので、配当利回り分の利回りでは再投資できません。

ポートフォリオのリバランスもなかなかしづらいものがあります。

そこがこの戦略のマイナスポイントです。

 

米国株式の場合、100ドルの配当を受け取るとすると、まず米国での所得税10%(10ドル)が差し引かれ、残りの90%である90ドルに対して、日本の所得税&住民税で20.42%(18.378ドル)が差し引かれます。結果、100ドルの配当金に対して、(10ドル+18.378ドル)=28.378ドルが差し引かれ、税引き後の受取配当金は71.622ドルとなり、配当利回り×71%くらいが、手元で受け取れる金額、ということになります。

 

10,000ドルの配当金があっても、7100ドルくらいしか再投資できないことになります。

配当金を受け取る度に、税金を支払っているためですね。

これを、「株価の上下動にも関係なく受け取れる収益なのでありがたい」、と捉えるか、「配当金を受け取る度に、毎回税金を支払っているのでもったいない」と捉えるかによるとは思いますが、ゴローは株価の上下動に比較的無関心でいられると思っているので、個人的には合っている投資法だと思っています。

 

10年後には、年間配当金が200万円を超えることになっているので、愚直に配当再投資を続けていって、どうなるかをご報告できれば、と思っているところです。

 

ただし、特定の個別銘柄に「フォーカス投資」しすぎると危険であるということも、2018年に学びました。

そのため、ブリティッシュアメリカンタバコに投資した200万円は損切りし、別銘柄に分散投資しようとしているところです。

ブリティッシュアメリカンタバコにポジションを取りすぎました。

これは、反省点です。

 

また、時間分散しなかったことも反省点です。

ある一定時点に集中投資してしまうと、そのタイミングが株価の底値であれば問題ないのですが、さらに下落する場合、そのミスを取り返すことができなくなってしまいます。

投資金額も多めに投下しているため、さらなる安値で買っても、平均取得原価を下げる効果も限定的になってしまいます。

 

もし、まだ投資をしていないけれども、リサーチのためにネットでブログ検索して情報収集している方がいらっしゃれば、投資は時間分散と銘柄分散をした方がよい、ということをお伝えしておきます。

 

このブログは、2018年10月に、ふと思い立って始めたものです。

もしかしたら、「ゴローの立場と知識で、役立つ記事が提供できるかもしれない。」と考えたからです。

永遠に有効性を証明し続ける投資手法はありません。

時代によって変わるものです。

同時代を生きる人たちに、投資を通じて豊かになってほしいとの思いもあります。

(実績が伴っていませんが。しかし、ゴローのパフォーマンスは、2016年=+17%、2017年=+20%でした。これは、ロイヤルダッチシェルが60ドル割れしていたときに「フォーカス投資」して出した結果でもあります。それを70ドル超えの時に売却しました。良い結果が続いたので、2018年は自分を過信していたことが明らかになった年だった。とも言えます。)

 

バフェット流のフォーカス投資の優位性と、配当再投資を組み合わせてみたらどうなるのか。

バフェットによれば、バリュー投資もグロース投資も根っこではつながっているとのこと。

個人的には、バリュー株投資だけでなく、グロース株投資もトライしてみても良いと思っています。

その時々のマーケットによって、投資手法を変えることは難しいものの、有効性の高そうな手法を試すことはできると思います。

たとえば、シーゲル流の投資方法はここ最近はうまくいきませんでした。

特に、2016年~2018年前半はアマゾンなどのグロース株に投資した方が、「市場を上回る成績」だったと思います。

だからといって、シーゲル流の投資方法が現代の相場で有効性が無い投資手法だとは思いません。

保有している株式が増配しているということは、基本的には利益が増加しており、したがってEPSが増加し、平均PERをかければ株価も上昇しているはずだからです。

これは、理屈の話ですが、重要なポイントだと思います。

企業は利益が重要なのです。

資産を減らさないよう、少しずつ増やしていって、自分年金となる資産額までは持っていきたいです。

 

2018年、ゴローのブログを見て頂いて、ありがとうございました。

 

Take the risk or Lose the chance.


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