Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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【経済分析】2019年の米国経済分析 米国景気はやはり失速か

こんにちは!

バフェット流「フォーカス投資」を実践しているゴローです。

 

しばらく仕事が忙しく、ブログを書く時間を捻出できなかったです・・・

毎日書こうとしてはいますが、なかなか難しいところもあり、(ブログを書く方が明らかに面白いのですが)あまり気負いせず、続けていこうと思っています。

 

さて、今日は2019年の米国経済の分析をしていきたいと思います。

 

2018年の米国経済振り返り

1-3月は、CPIが上昇し、利上げが加速されるとマーケットが予想したため、株売り圧力が強まりました。

 

4-6月は、米国の実体経済が好調だったことから、相場は落ち着きを取り戻しました。しかし、利上げは継続的に実行されました。

 

7-9月は、米国でのトランプ減税効果で企業収益が好調で、政治の不透明要因も薄らぎ、株式市場も楽観的でした。

 

10-12月は、米国の利上げに対し、トランプ大統領がツイートで反対し、米国の景気減速懸念が持ち上がりました。政治要因も不透明要素を強め、急激にセンチメントが悪化、株式市場は暴落しました。

 

現在の株式市場は2018年末の暴落から切り返し続けており、再び急激に暴騰しています。

NYダウ 1年チャート

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NYダウ 1年チャート

S&P500 1年チャート

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S&P500 1年チャート

NYダウ、S&P500ともに暴落からの暴騰という現在の状況です。

いつまでこの好調な株式上昇が続くのか、というところでしょうか。

 

 

 

 

2018年の主要経済指標

2018年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月
世界経済 成長率(IMF見通し) 3.7%(上方修正) 3.9%(上方修正) 3.9%(上方修正) 3.7%(下方修正)
原油相場(WTIレンジ) 58.40-66.50ドル 61.90-74.30ドル 64.60-74.90ドル 42.50-76.85ドル
米国長期金利(10年国債レンジ) 2.43%-2.95% 2.70%-3.10% 2.80%-3.10% 2.70%-3.25%
米国インフレ率(CPI平均) 年率2.2% 年率2.7% 年率2.6% 年率2.4%

 

米国経済は2018年も堅調に推移しましたが、2017年ほどの勢いは感じられません。

もうすでに弱気相場入りしているとゴローは感じていますが、さきほどのダウやS&P500の上昇ぶりを見ていると、一過性の調整相場という見方もできます。

 

2019年の米国経済

個人的には、米国経済は2019年も好調とは言わないまでも、底堅く推移するものと思っています。2017年の減税効果や、その税引き後利益の増益効果が薄くなるので、企業利益の増益ペースは鈍化するはずです。

したがって、利益成長率が下がるので、株式市場もそれに応じて、低めに推移すると思っています。

ゴローは今の上昇相場は、短期的な、一過性のものだと思っている、ということです。

 

ただし、配当投資家にとっては、暴落相場は「買い」の相場です。

SPYDなどの高配当ETFを買っておき、あとは放っておけば、20年、30年後には有り余る利益を投資家に提供してくれるはずです。

 

 今後の見通しはこれまでのようきイケイケの相場ではなく、「弱気」だと考えているので、「堅い」投資手法、たとえばS&P500ETFなどの分散投資・パッシブ運用のETFに、時間分散で投資を実行することをオススメします。

 

 Take the risk or Lose the chance.

 

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