こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践するゴローです。
先週末の米国株式市場は大幅に上昇しましたね。
米中の次官クラスの方たちで通称協議が行われることや、
米国の政府機関の閉鎖が回避できたためだと思います。
ドル円も110.50付近で円安に振れています。
S&P500 6か月チャート
見た目でわかりますが、
S&P500は、2018年末の暴落から一転、2019年1月~2月で急回復しています。
米国の長期金利は・・・
米国の長期金利ですが、米中貿易交渉がうまく行くとの見方が優勢で、米国長期金利は上昇しました。
しかし、一方で
FRBの利上げが再開されるかどうかは、今後も米国景気が拡大を続け、株式市場も高値を更新していくことが無いと、難しいと思います。
米国の物価上昇率も控えめなのが気になります。
通常、物価上昇率が高いと、インフレを抑えるためにFRBは金利を上げます。
物価上昇率が控えめだと、FRBが利上げを再開するのは難しいと思います。
物価上昇率は2%以上は必要でしょうね。
物価上昇率が高くなるためには、世界の景気がさらによくなり、原油価格が上昇する必要があります。
これはなかなかハードルが高そうです。
FRBが再利上げに踏み込めないとなると、債券はこれ以上買われにくく、株式投資の方が選好されるので、株式投資家にとっては良いことだと思います。
当初は2~3回の利上げが予想されていたFRBの金融政策
2018年後半にかけ、米国の長期金利は2011年以来の3%台で推移しました。
物価上昇率も控えめで安定しているため、景気がこのまま拡大すれば、2019年は3回の金利上昇が想定されていました。
しかし、2018年末の株式市場の暴落で、FRBは利上げを一時的にストップしています。
これは、「市場との対話」を重視した姿勢の表れと受け取られ、株式市場は1月~2月にかけて急回復しました。
今後もこの株式市場の好調さが維持できるかどうかは、「FRBが利上げをするかどうかにかかっている」、と言っても過言ではありません。
金利が上昇すれば、元本が保証されている債券への投資が活発化します。
元本保証のない利回り3%の株式と、元本保証のある利回り3%の商品であれば、(特に富裕層は)安定した収益を確保できる「債券」を選びがちです。
個人的な裁量に限界のある企業や機関投資家も同じです。
リスクは取れる分しか取れず、与えられている予算も限られているので、債券投資へと舵を切るのです。
ゴローは、米国の金利はこれ以上は上昇しないと見ています。
したがって、2019年は株式市場の方がどちらかというと強気見通しで、株高を受けて為替は円安方向に向かうはずです。
個人的な予想ですので、あまり参考にはならないとは思いますが。
Take the Risk or Lose the Chance.
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