こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。
さて、BTI:ブリティッシュアメリカンタバコから配当金を受け取りました。
低迷する株価は回復するのでしょうか。
ブリティッシュアメリカンタバコより配当金受領! 株価は低迷・・・
ブリティッシュアメリカンタバコより配当金1203ドルを受け取りました。
フォーカス投資しているので、株価の低迷が評価損益に影響しており、評価損もかなりの金額になっています。
配当金が心の支えではあるのですが、長期的にこの金額が維持できると考えての投資です。
従来の紙巻タバコは需要減少の一途を辿っていますが、電子タバコの需要は2桁成長し続けているからです。
安定的なリターンを望む投資家としては、先の見えないタバコ企業に投資するのはリスキーかもしれません。
通常、配当利回りが3%でも高配当と言われる中、ブリティッシュアメリカンタバコの配当利回りはほぼ8%だからです。
明らかに利回りが良すぎます。
紙巻きたばこの需要減により、マーケットは将来の減配リスクを織り込んでいるのでしょう。
SDGsとタバコ
SGDsとタバコの相性もよくありません。
ESG投資が注目を浴びる中、SDGsで達成目標として挙げられている「健康」に対し、タバコはリスクがあるという理解からです。
なかには、タバコ企業から投資資金を引き揚げると宣言している年金基金もあります。
また、二度と投資することはないとも宣言しています。
そうした動きから、タバコ企業の株価は軒並み低迷しています。
ブリティッシュアメリカンタバコ、フィリップモリス、アルトリア・・・
ダウやナスダックが高値更新している中、これらの企業の株価は歴史的な安値です。
タバコ企業は世界から不要とされるのか?
これはよくわかりませんね。
時代によってタバコに対する評価が変わってきているのは事実です。
それでもまだ、世界では11億人が喫煙者です。
従来の紙巻きたばこよりも低リスクな電子タバコが普及することで、健康リスクが減じるのであれば、必要悪という考え方もできると思うのですが・・・
よく言われる闇タバコに対する対策としても、タバコ企業の存在は必要な存在のかもしれません。
前向きな理由ではないかもしれませんが・・・
少なくとも、ESG投資の潮流の中で、タバコ企業は投資対象から外されています。
株価低迷の間接的な原因となっているとも考えられます。
タバコ企業の投資に対するリターン
ジェレミー・シーゲル教授の『株式投資の未来』では、長期的リターンについてはタバコ企業がナンバーワンの地位を占めていました。
これは、市場の評価が極めて低く、投資家の期待も少なかったのに、利益を計上し続けてきた結果です。
現状のような状況とも類似していますね。
タバコ需要減少という最強の逆風下ですが、今後どうなっていくのか、見ていくのも一興でしょう。
電子タバコが紙巻きたばこに比べて、健康リスクを減じるかどうかも、時の経過が答えを出してくれるはずです。
Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.
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