今日もずいぶん寒かったですね。
それでもマーケットは開いています。
カーボンニュートラルの世界に向けて、さまざまなビジネスが展開されています。
今回は、イーロン・マスクのテスラについて、見ていきたいと思います。
テスラの現在：
テスラは24年第４四半期の決算で売上高と利益の両方で市場予想を下回りました。テスラは24年の成長率が23年よりも低下すると予想しています。
イーロン・マスクCEOはテスラの株式の保有割合を変更し、自身の持ち株を25％に増やしたいという意向を示しました。イーロン・マスクCEOは株主に対し、自分のビジョンに賛成するなら株式を保持し、反対するなら売却するよう求めました。
テスラのバッテリー事業は24年に同社のEV事業の成長率を上回ると見込まれています。同社はエネルギー貯蔵システムや太陽光発電などの分野で需要の増加に対応するために、生産能力を拡大している状況です。
イーロン・マスクCEOは日本でのテスラの市場シェア拡大に意欲を示しており、同氏は日本の友人から聞いた話として、テスラの認知度の低さを低迷の理由に挙げています。イーロンは日本でメルセデスやBMWと同等かそれ以上のシェアを確保すべきだと述べました。
テスラの業績見通し：UPDATE
テスラの決算は市場の期待には及びませんでしたが、それでも売上高は前年同期比で28％増加し、利益も黒字を維持しました。テスラはEV市場のリーダーとしての地位を確立しており、競合他社に対する優位性を保っていると私は考えています。
マスクCEOの株式保有割合変更の提案は、マスク氏の強烈な個性とビジョンの反映だと思います。マスク氏はテスラの長期的な成功に自信を持っており、株主にもそのビジョンに賛同することを求めているようです。
しかし、この提案は株主の権利を制限する可能性があり、コーポレートガバナンスの観点から問題があるとも言えます。
テスラのバッテリー事業は成長の原動力になると思います。バッテリーはEVの重要な部品であり、テスラは自社で開発・製造しているからです。
また、バッテリーは再生可能エネルギーの普及にも貢献すると思います。テスラはバッテリー事業で技術的な優位性と社会的な使命感を持っています。
マスクCEOの日本市場に対する発言は、テスラのグローバルな戦略の一環だと思います。日本は世界の自動車市場の中でも重要な地域であり、テスラは日本の消費者のニーズに応えることでシェアを拡大できると考えてるんでしょうね。
しかし、日本では国内メーカーの競争力が高く、テスラの認知度やブランドイメージもまだ低い状況です。テスラは日本市場で成功するためには、より積極的なマーケティングやサービスの向上が必要だと思います。
イーロン・マスクって
イーロン・マスクは、テスラやスペースXなどの革新的な企業の創業者兼CEOです。
彼は南アフリカ生まれで、カナダとアメリカの国籍を持っています。イーロンは幼少期からコンピューターやロケットに興味を持ち、独学でプログラミングを学びました。インターネット、持続可能エネルギー、宇宙開発などの分野で人類にとって最も重要なことを追求しています。
イーロンは2021年時点で約3200億ドル（約41兆円）の資産を有し、世界で最も影響力のある起業家の一人とされています。
テスラの株価：過去5年間の推移
テスラの過去5年間の株価の推移は以下のようになっています（分割前）。
2020年1月：88.6ドル
2021年1月：793.5ドル
2022年1月：705.7ドル
2023年1月：248.4ドル
2024年1月：233.9ドル
テスラの株価は2020年に急騰し、2021年には一時的に900ドルを超えましたが、その後は下落傾向にあります。
2023年には利益と売上高の両方で市場予想を下回り、2024年には成長率の低下や株式構造の変更などのニュースが影響しました。
テスラ株の見通し：
テスラの今後の株価予想については、様々な見方があります。一部のアナリストは、テスラの技術力やイノベーション、エネルギー事業などのポテンシャルを評価し、2025年までに2,500ドル以上になると予想しています。
一方、他のアナリストは、テスラの競争力の低下やコストの増加、イーロン・マスクCEOの不安定さなどを懸念し、株価の下落を予測しています。
現在のアナリストの平均目標株価は237.1ドルで、やや買いという判断。
テスラの株価は、決算やニュース、市場の動向などによって大きく変動する可能性があります。
投資判断は、自己責任でお願いします！
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