Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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【銘柄分析】JNJ:ジョンソン&ジョンソン ベビーパウダーにアスベストが含まれている疑惑に決着!!

こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。

 

休日明けの月曜日の日経平均は、

先週金曜日の米国株式の下落に連動して下げましたね。

▲650.23(▲3.01%)の20977.11で取引を終えています。

下落した金額で見ると比較的大きな金額ですが、

パーセンテージで見ると、さほど下落したという印象は受けないですね。

 

ただし、やはりチャートを見てみると、窓をあけて下落しているので、今回の下落が大きな下落だったということが理解できます。

 

2019/3/25の日経平均

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下落中の相場のなか、「落ちてくるナイフを買いに行く」というのはなかなか勇気が必要ですが、3月決算企業の配当金を受け取りたい方は今日(3/26)、株式を買わないと、配当が取れなくなってしまうので要注意です。

 

いずれにしても、3/25夜の段階で、S&P500は多少、戻しているようですので、日経平均も戻すことになるでしょう。

 

日本株の動向は、米国株式の動向がキーになっています。

米国株式が上昇すれば、翌日の日本株は上昇します。

米国株式が下落すれば、翌日の日本株は下落します。

 

日本株の上げ下げは、

前日の米国株式市場がどうだったかによる

ということですね。

 

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さて、今日はJNJ:ジョンソン&ジョンソンの訴訟(ベビーパウダーにアスベストが含まれている)についてです。

 

 

 

結局、アスベスト訴訟はどうなったのか?

カリフォルニア州の裁判所は、ジョンソン&ジョンソンに対し、がんで死亡した女性に対し、2900万ドル(約32億4000万円)の賠償金を支払うよう命じました。

 

これは、タルク(滑石)を使用したジョンソン&ジョンソンのパウダー商品が、がんを発病させた原因として、訴訟が起こされていたものです。

報道によると、「ジョンソン&ジョンソンに責任がある」として、賠償命令が下されたとのことです。

 

ジョンソン&ジョンソンの敗訴

ということで良いと思います。

 

ただし、ジョンソン&ジョンソンは過去に「アスベストとは無関係」という法的な主張を行い、判決が覆ったケースもあるそうです。

この判決について、ジョンソン&ジョンソンがどう動くのか、注視する必要があると思います。

 

いずれにしても、

この判決を受けて、ジョンソン&ジョンソンの株価は低迷しています。

 

ジョンソン&ジョンソン 6か月チャート

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ジョンソン&ジョンソンの6か月チャート

2018年末の暴落から復活しつつあったのですが、この判決を受けて、再び下落に転じています。

現在の株価は、136.74ドルです。

2018年末の暴落では、125ドルを割っていましたから、それに比べれば大したことはないですね。

 

ベビーパウダーの供給元が破産法適用

バッドニュースはまだまだ続きます。

「泣きっ面に蜂」というやつです。

 

ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーなどの原料に使われるタルク(滑石)を供給しているイメリス・タルク・アメリカが2月13日、破産法を適用しました。

 

イメリス社は、タルクを製造し、ジョンソン&ジョンソンに供給してきましたが、このタルクに、発がん性があるとして訴訟を起こされていました。

 

イメリス社に対する訴訟はここ数年で急激に増加しており、合計で14,600人以上もの人に訴訟を起こされていました。

 

ベビーパウダーももう製造できないかもしれませんね。

すぐに代替原料を見つけるとは思うのですが。

 

暗いニュースばかりが紙面を賑わせるジョンソン&ジョンソンですが、明るいニュースもあります。

 

未来の医療についてです。

 

手術ロボットを手掛けるオーリス・ヘルスを買収!

ジョンソン&ジョンソンは、2月14日、手術ロボットを手掛けるオーリス・ヘルス(カリフォルニア州)を買収することで合意しました。

 

ジョンソン&ジョンソンは、この買収について、次のように発表しました。

 

 

オーリスの技術は肺のがん手術のさまざまな治療について、デジタルソリューション開発に役立ちます。

 

オーリスの創業者で最高経営責任者(CEO)のフレデリック・モール氏は、買収完了と同時にJ&Jに加わる。モール氏はロボット支援型外科手術システムの「ダビンチ」で知られるインテュイティブ・サージカル社の共同創業者の1人でもあります。

 

 

 

 第4四半期の決算も好調!

ジョンソン&ジョンソンの決算自体は順調です。

 

2018年10-12月期の決算は、30億4000万ドルの黒字でした。

前年度は赤字だったのですが、今年は黒字でしたね。

アナリストの予想値よりも、実績がいくらか上回ったということで、

このニュースはジョンソン&ジョンソンに投資している投資家にとっては、グッドニュースでした。

 

「シルバーエコノミーに注目すべし」という声もよく聞かれる昨今。

ヘルスケア分野自体は今後、ますます必要とされてくる分野だと思っています。

それがジョンソン&ジョンソンなのかどうかはわかりませんが、

格付けがAAAという企業もなかなかありません。

他には、マイクロソフトくらいのものですから。

 

バッドニュースもありますが、ゴローはこのまま、ジョンソン&ジョンソンをホールドして行きたいと思っています。

 

 

ヘルスケアセクターの株式はもっと欲しいぞ!

 

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