こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。
3月末の株式市場は、日米ともに少しだけ上昇して取引を終えました。
個人投資家は暦年で見ていると思いますので、第一四半期が終了した、といったところでしょうか。
法人の場合は、3月決算が多いと思いますので、今月で年度末を迎えたのではないかと思います。
サラリーマンとしては、自社の業績が良い悪いにかかわらず、粛々と業務をこなしていくだけです。
さて、今日はバフェットの投資銘柄でもある「バンクオブアメリカ」についてです。
- バンクオブアメリカ 企業概要
- バンクオブアメリカ 売上高・当期純利益の推移
- バンクオブアメリカ 発行済み株式数とEPSの推移
- バンクオブアメリカ キャッシュフローの推移
- バンクオブアメリカ 営業キャッシュフローマージンの推移
- バンクオブアメリカ ESGスコア
- 2018年10-12月期は前年同期比で増収増益
- メリルリンチを改称! 「メリル」へ
バンクオブアメリカ 企業概要
ノースカロライナ州シャーロットに本社を置く金融持ち株会社。
1784年創業のマサチューセッツ・バンク等を前身とする企業です。
1998年にネーションズバンクがバンカメリカを吸収合併した翌年、社名をバンク・オブ・アメリカに変更しました。
その後も2009年に投資銀行大手メリルリンチをはじめとする数々の買収を行ったことで、現在は総資産で米国有数の規模を誇る総合金融機関となっています。
バンクオブアメリカ 売上高・当期純利益の推移
2010年に赤字となっていますが、そのほかは黒字であり、目を見張るのは過去5年間の当期純利益の増加率です。
当期純利益が増加しているということは、配当に回せる原資が増えるので、増配の可能性も高いということになります。
バンクオブアメリカ 発行済み株式数とEPSの推移
すごいのは、EPS(1株利益)が右肩上がりで上昇し続けていることです。
これは、バンクオブアメリカが少しずつ自己株式を購入し続けているからです。
今後の推移にも期待が持てますね。
バンクオブアメリカ キャッシュフローの推移
JPモルガンチェースのときもそうでしたが、やはり、銀行業のキャッシュフローは読めません。
収益だけからではなく、預金残高や貸付金残高にも影響を受けるので、収益や費用だけからなるキャッシュフローを見るのは難しいです。
バンクオブアメリカ 営業キャッシュフローマージンの推移
念のため、載せておきますが、あまり参考になりませんね。
ただ、キャッシュフロー自体は稼げているようです。
バンクオブアメリカ ESGスコア
バンクオブアメリカのESGスコアは71と高いです。
環境=81
社会=69
統治=64
総合=71
ゴローの投資対象は、ESGスコア60以上ですから、投資対象ですね。
2018年10-12月期は前年同期比で増収増益
バンクオブアメリカの2018年10-12月期の業績は、準営業収益が前年同期比11%増、純利益は3.4倍増で着地しました。
大幅な増収増益となっていますね。
金利収入が金利の上昇や貸出残高の伸びで約7%増加しています。
これが、大幅な増益の理由でしょう。
バンクオブアメリカは、2016年の時点で、「2018年の通期の営業費用は約530億ドル」と見通しを示していましたが、結局は534億ドルで着地しました。
コスト削減努力はすごいものがあり、バンクオブアメリカの2015年の営業費用の実績は576億ドルだったことを考えれば、約10%もコストダウンしていることになりますね。
今後もコストダウンの努力は継続していくとのことですので、さらなる業績の向上に期待が持てます。
メリルリンチを改称! 「メリル」へ
バンクオブアメリカは金融危機のあった2008年にメリルリンチを買収していますが、ここにきて、「メリルリンチ」の名称を変更する予定とのこと。
法人部門・トレーディング・投資銀行事業についてはこれまで、BAML(バンクオブアメリカメリルリンチ)と呼ばれてきました。
今後は、法人部門はメリルリンチの名前をなくし、「バンクオブアメリカ」とする予定で、投資銀行事業は「バンクオブアメリカセキュリティーズ」に改称。
資産運用事業のメリルリンチ・ウェルスマネジメントは「メリル」に改める予定。
とうとう歴史ある「メリルリンチ」という名前がウォール街から消えてしまうんですね。
残念ですが、メリルリンチの今後・・・いや、バンクオブアメリカの今後に期待しましょう!
歴史あるものも終わるときがあるんだな!
Take the Risk or Lose the Chance
Enjoy life, freedom.
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