Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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【投資の考え方】日本株はオワコンなのか? 経済史から検証!!

こんにちは!

バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践するゴローです。

 

今日は、人口が減少し続けていくと予想される日本について、「日本株オワコン説」が流れていることについて、同じ日本人として悲しくなってきたこともあり、経済史から見てどうなのか、を書いておこうと思ってペンをとりました。

 

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日本とバブル時代

日本は、バブル崩壊後、長きにわたって低成長を続け、いまだにバブル時の株価を超えることができていないことは事実です。

しかし、バブルとはまさに「バブル」なのであり、その時代に起きていた資産価格の高値を超えられていないからと言って、「日本株がオワコン」というのはいささか浅い認識であると言わざるを得ないでしょう。

 

80年代~90年代の日本

80年代~90年代は、日本にとって、幸福な時代でした。

アメリカからパクった技術を低価格で輸出しまくり、暴利を得ることができていたからです。

自動車や半導体、とくに半導体は小さい上に単価も高いので、売却益は相当なものだったのです。

しかし、これに対してアメリカも黙ってはいませんでした。

日本の自動車に対して高関税をかけ、価格競争できなくした上に、為替も超円高に持っていき、アメリカ人が日本車を買いにくくしてしまったのです。

 

もともと、アメリカからパクった技術で安く生産し、販売していたから儲かっていた日本でしたが、本家アメリカが「高関税×超円高」というカードを切り、本気で日本を叩き潰しにきたために、日本は競争力をなくし、上がり続けると思われていた資産価格も「バブル」となって崩壊しました。

 

それが今、アメリカは中国に対して本気で叩き潰しにかかっています。

これが成功したら、中国も長きにわたり低成長の経済となってしまうかもしれませんね。

 

中国には他国からパクった技術で安く生産・販売しているために生き残っている企業がたくさんあります。

昔の日本のようです。

オリジナルな技術はほとんどありません。

中国政府が規制を敷いているがために、中国独自のSNSやタバコ産業は生き残っていますが、それがもし市場開放されたら、フェイスブックやツイッターが中国市場を席捲するかもしれませんし、フィリップモリスやブリティッシュアメリカンタバコが市場を支配するかもしれません。

実際には、すでにタバコについてはアイコスやグローで喫煙している人もたくさんいるようですが。

 

バブル崩壊。その後

日本はアメリカに叩き潰された後、長い間不景気と戦ってきました。

そのあいだに、日本が強みとしていた産業である家電はほとんど、外国へ出ていくか、業績不振の末に外資に売却されました。

東芝やシャープがいい例だと思います。

 

しかし、競争力を失うばかりではありませんでした。

完成品のスマホは、ほとんど競争力を失っていますが、そのスマホの中に入っている部品では、日本企業がほぼ独占しているのが今起きている現実です。

 

完成品のスマホとして有名なのはHUAWEIやサムスンかもしれません。

彼らは部品を集めて完成品を組み立てているだけです。

ですが、その部品を作っていて、なおかつ世界の他の誰にもできないのが、日本企業が行っていることなのです。

 

株価の推移を見てみましょう。

スマホの世界的な普及とともに、日経平均は上がり続けてきています。

GPIFや日銀のETF買い入れにも支えられてはいますが、リーマンショック以降の日経平均は右肩上がりで推移してきているのです。

 

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実際、

「日本の株価がオワコンなのは、GPIFや日銀といった政府機関が株式を購入しているから」

という意見がおそらく多数を占めるのだと思います。

 

しかし、運用先が日本国債で良かった時代はとうの昔に過ぎ去っています。

日本はマイナス金利の時代だからです。

安定したイールドを求めるならば、外国株式にも、日本株式にも、投資しなければならなくなったのです。

 

他にも、

「人口が減少し続ける中、日本は現在のGDPを維持できるのか」

という意見もあるでしょう。

 

そこで、IoTの出番です。

 

なぜアジアにIoTの産業集積が起きているか

日本があるからです。

日本が、IoTに必要な技術を持った企業を有しているために、(もちろん、完成品まで日本で作ると高コストですから)コストの安いアジア地域で完成品までつくっているからです。

 

日本でコアパーツを生産⇒アジアで完成品まで生産⇒世界販売

 

この構図が描けているから、アジアでIoTの産業集積が起きているのです。

 

今後も世界的にIoTは普及していくでしょう。

そうなったとき、真の勝ち組は、コストさえ安ければすぐに他の国に取って代わられる、単なる組み立て工場しか持たない国なのか、それとも、IoTのコアパーツを生産している日本なのか、答えは明白だと思います。

 

  

日本の強さを未来に示そう!

 

Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.

 

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