こんにちは!
バフェット流米国株式へのフォーカス投資を実践するゴローです。
さて、ついに米国FDAが、フィリップモリスインターナショナルの製造したアイコスを米国で販売することを認可しました!
- フィリップモリス ついに米国FDAがアイコス販売を認可!!
- FDAはなぜアイコスを認可したのか?
- 無煙製品に完全代替するという方針を貫くフィリップモリス
- フィリップモリス 1-3月期決算は予想を上回る好決算!
フィリップモリス ついに米国FDAがアイコス販売を認可!!
フィリップモリスインターナショナルは、米国以外の市場を担当しており、米国内市場はアルトリアグループが担当していますから、実際に販売するのはフィリップモリスインターナショナルからライセンス提供を受けるアルトリアグループです。
アルトリアグループはアイコスの販売で収益が発生し、フィリップモリスインターナショナルはアルトリアが販売するアイコスについて、ライセンス収益が発生します。
フィリップモリスインターナショナル、アルトリアグループなどの巨大なタバコ企業にとって、今回のFDAの決定は追い風となるものでした。
この発表を受けて、下落していたタバコ株式の株価も、多少、戻しましたね。
FDAはなぜアイコスを認可したのか?
FDAは、
「従来の紙巻タバコと比較して、有害度の低い電子式タバコを販売する方が、公衆衛生に寄与する」
として、アイコスの販売を認可しました。
可燃性の紙巻きタバコとは異なり、IQOSデバイスは紙で包まれたタバコが詰まったスティックを加熱します。
これにより、ニコチンを含むエアロゾルが生成されます。それらはニコチンで満たされた液体を気化させる一般的なJUUL装置のような電子タバコとは異なります。
このFDAの結論は、世界的にタバコが嫌われ、喫煙率が減少していく中、電子タバコのシェアを拡大するという方向になるという意味で、世界的に議論を巻き起こしそうですね。
米国でのマルボロを販売するアルトリアグループは、まずはコンビニエンスストアを通じて、Marlboro、Marlboroメンソール風味で販売されます。
ただし、FDAは、インターネット上およびソーシャルメディアを通じて製品を販売する方法に制限を設けました。
無煙製品に完全代替するという方針を貫くフィリップモリス
IQOSは現在日本、韓国、そしてヨーロッパの大部分で利用可能です。
FDAによるアイコス販売認可の発表は、デバイスのための巨大な市場を開くものです。
フィリップモリスが販売を拡大するにつれて、FDAの決定は他の国の健康規制当局によって引用され、その国でも販売が認可されやすくなる可能性があると思います。
フィリップモリスインターナショナルは、以前からアイコスのような不燃性の製品が紙巻たばこに取って代わるだろうという考えと、喫煙者がより害の少ない製品に切り替えるのに役立つ立場にあるという考えを促進してきました。
フィリップモリス 1-3月期決算は予想を上回る好決算!
フィリップモリスインターナショナルが18日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、利益と売上高が市場予想を上回りました。
ただ、通期の利益については予想を下回る見通しを示しました。
1-3月期の純利益は13億5000万ドル、1株利益は0.87ドルとなり、それぞれ前年同期の15億6000万ドル、1.00ドルから減少しました。
売上高は2.1%減の67億5000万ドルとなりましたが、市場予想の67億4000万ドルは上回りました。
たばこの総出荷量は横ばいの1643億本でした。
フィリップモリスインターナショナルは、2019年通期の調整後1株利益を5.09ドルと予測。前年の4.84ドルから増加するものの、市場予想の5.18ドルを下回ることになります。
アルトリアグループ、売却しちゃったな!
Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.
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