こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。
今日は久々の投稿となりました。
さて、今日は久しぶりに投稿するので、時事といいますか、現在進行中の証券会社からのレポートについて、考えたことをログしておきたいと思います。
証券会社が勧めるグロース株式投資について
証券会社からのレポートでは、PERが30倍をフツーに超えるイケイケなグロース株式について、投資するよう勧められています。
たしかに、未来感を匂わせる産業であるIoTやゲノム、情報セキュリティをテーマにした銘柄ですから、将来的には、どれかの銘柄が爆発的に成長することも可能性としてはあると思います。
しかし、本当にそれらの企業が20年後も生き残っているかというと、かなり怪しいと思われます。
ジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」では、グロース株のリターンより、「永続する企業が真の利益をもたらす」ことを詳細に説明しています。
つまり、紹介されている銘柄のうち、どれかの銘柄はヒットするかもしれないけれど、ほとんどの銘柄はハズレである、ということです。
そして、これはドットコムバブルのことを思い出してみれば、おのずと理解できる話だと思います。
やはり割安株の高配当再投資に限る理由
ゴローは、紹介されるグロース株式たちを見て、やはりこう思うのです。
「割安株・高配当再投資」であると。
これは、今はイケイケなグロース株式について、懐疑的なのではなく、そうしたイケイケなグロース株式に資金が集中することで、その銘柄たちが割高となり、買いにくくなるからです。
また、同時に、儲からない割安・高配当株式からは資金が引き揚げられ、グロース株式に資金が移し替えらえれているのだとすれば、割安株はさらに割安株になり、グロース株はさらに割高となっていきます。
つまり、割安株はさらに配当利回りが高くなるということです。
これを逃す手はありません。
割安な高配当株式に投資し、得られた配当でさらに割安な高配当銘柄を購入する。
このループで良いのです。
割高なグロース株はPEGレシオが想定より低くなった時に、投げ売りされるからです。
証券会社が勧めるグロース株式投資について PEGレシオって何だろう?
PEGレシオとは、Price Earnings Growth Ratioのことで、PERを1株当たりの利益成長率で割った値のことです。
PEGレシオ = PER ÷ 利益成長率
たとえば、PERが20倍の株式のEPS(1株利益)成長率が10%である場合、PEGレシオは2倍となります。
PEGレシオの値の評価基準としては、以下の基準があります。
PEGレシオ=2倍より高い=割高
PEGレシオ=1倍より低い=割安
今は企業規模が比較的小さく、利益成長率が40%もあるような企業も、企業規模が大きくなるにつれて利益成長率が鈍化し、どんどんPEGレシオが悪化していきます。
そのため、利益成長期待が裏切られ、株価は下落することになるのです。
グロース株投資は、利益成長期待が高く、実際の利益成長率も高いときは良い投資になり得るのですが、そうでなくなった時、株価は突然暴落するので、リスキーな投資手法だとゴローは考えます。
そして、利益成長率が期待よりも低くなってしまうことを事前に知るチャンスはありません。
初めから、利益成長期待は低いけれども、堅実に毎年利益を計上し、今後も永続的に反映する企業に投資し、配当を受け取り、それを再投資する方が、リスクは低いと考えます。
グロース株投資をどう捉えるかは人それぞれですが、ゴローの考え方としては、高配当割安株に投資、配当を再投資することが良いのかな、と。
投資はあくまでも自分の考え方が反映されます。
どのような道を選択するにせよ、自分の選択した道について、責任は取らなければなりません。
投資は自己責任で!
Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.
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